自分の内臓(わた)を糸状にして売る。一度食べるとやめられなくなり、永遠に食べ続けているという。


内臓菓子売り

性格は良く、普段はにこにこしているが、嘘をついたり裏切ったりすると、怒りで頭が膨らむんだとか。


餅頭

誰かが、自分の理想の人物になるよう作った剥製。ただし、元の人間の意思とのひずみで歪み、醜い容姿になってしまったとか。


剥製男

メリーゴーランドで、3周目の間、目を閉じていると、馬に変えられ、永遠に回り続けてしまうんだとか。


人間木馬

人を威圧ばかりしていると、寝ているときに、頭部だけが歩き出し、頭を下げに行くといわれている。


ひげ歩き

廃病棟で手術を続ける医師。医師に患者を提供すると、その病院は繁栄すると言われている。


わらう医師

顔のシワに針を当て、アチラの歌を奏でる。怒りの顔の歌を最後まで聴いてしまうと…。


レコードばばあ

人の悪事をすべて見ており、アチラの世界へ連れて行くため迎えに来るとか。


お見越し

願いを107つ叶えてくれる。ただし、108つ目のお願いをしてしまうと…。


百八つ目達磨

死期が近い人間の顔を、背中に形作る。幸せな人生であれば笑顔に、未練があると泣き顔になるらしい。


人面蟲

人間の恨みを吸い成長する。種は恨みの持ち主と同じ容姿に成長し、恨みを晴らすまで生き続けるとか。


ひとまわり

人をネコに変えてしまうネコバーのママ。街で見かける人懐こいネコは、助けを求める人間なのかもしれない


ネコバーのママ

夜道に現れ、無理やり受話器を押し付けてくる。「モウサナイ、モウサナイ。」と言うと助かるとか…。


真っ黒電話

仲間はずれにされた子供たちの悲しみを吸い成長する。一緒に野球をしてしまうと、根に脚を絡め取られるらしい。


野球草

うなだれてばかりいる人のうなじに現れ、勝手に不満を喋りだすといわれている。


人面うなじ

古アパートに住み、貧乏な人の暗い心を優しく照らす。ただし、自ら明るい気持ちになることを絶対許さないとか。


電球男

長い髪を漂わせ、水中を泳ぐ。夜、不自然に真っ暗な水底をのぞいてはいけない…。


ヒレ女

人の悲しみを晴らしてくれる。晴らした分、頭部はどんどん大きくなり、弾け出た「中身」を見てしまうと…。


でるでる坊主

ゲーム画面から手を伸ばし、顔面をつかむ。つかまれた人は気付かず、永遠にゲームを続けるという。


アチラのゲーム

人間を丸飲みにする。飲んだ人間の形に皮を張り、その人間に成りすまし、姿を変えながら生活しているとか。


ヘビばばあ

歌で子供を誘い、喰らうことで生きるが、本当は子供が好きで、悲しみの涙を流し、塩で溶けてしまうんだとか。


うたうナメクジ

ドブから抜け出し、明るい世界で人間として生きることにあこがれているといわれている。


ドブネズミ女

女性が口にする理想どおりの目、鼻、口で、女性を誘う。それ以外には、何も無いことも知らず…。


リソウノヒト

指に噛み付き、体液をすべて入れ替え、体を乗っ取る。入れ替わった元人間は、次の体を待っているんだって。


亡リング

頭上から見ていて、気に入った人間を喰らい肉に変え、飛び続けているという。


肉飛行機

路上に立ち、アチラの世界へと誘う。「イカナイヨ、イカナイヨ。」と言うと助かるとか…。


オイデオイデ標識

倒れたとき、頭の方向にいた人に悪いことが起きる。何度起こしても、その人の方にしか倒れないという。


起き上がらないこぼし

人間でできた肉のダンゴムシ。新たな肉を求めて、球状になり転がりさまよう姿が見られている。


肉団子虫

海の中には、自分の顔と同じ模様をしたクラゲがいるという。そのクラゲを見てしまうと…。


ヒトクラゲ

常に体が溶けていくので、人間から体のパーツをもらって生きているんだとか。


溶け女

閉店後のデパートを走り回るマネキン。昼間に見た人間をうらやみ、取って代わりたいと思い続けているらしい。


生きマネキン

道に、不自然に○の多いけんけんぱが書いてあったら、けっして遊んではいけない。もし遊んでしまうと…。


けんけんぱぱぱぱぱ

お気に入りの三つ編みを切られ、三つ編みを探すため、夜の学校を歩き回っているのかも。


手脚三つ編み

お互いの顔色をうかがいながら生きる。一人の怒りを買うと、他の人もそれに合わせて怒りだすらしい。


人束

人の隠し事をすべて見ていて、告げ口をする。ただし、8人が伝言していくため、ありもしない枝葉が付いていくらしい。


顔吊り

ケンカをしていると現れ、仲直りさせるために縫合しようとする。夫婦をケンカさせると助かるという…。


縫合夫婦

アチラの世界に人間が迷い込んだお祝いの祭りに現れる。目を合わせてしまうと、永久の行進に加えられてしまうという。


アチラの山車

人間の上に乗り、その体が金魚すくいのポイのように破れるまで暴れ続けるらしい。


金魚男

食べた人間に寄生する。寄生された人間は、自ら土の中にもぐり、新たな焼き芋虫の肥料になるという。


焼き芋虫

捨てられた人形。拾った子供たちの生気を吸い、元の持ち主を見つけるまで生き続けるらしい。


百年人形

夜道に何人も現れ、握手を求めてくる。握手を断ってはいけない。ただし、4人目だけは絶対に断らなければならない。


握手おじさん

人の頭、魚の胴体、人の太もも、魚のふくらはぎ、人の足をもつ。


人魚人魚人

浮気性の人のところへ人間の姿で近づく。キスをすると首が伸び、次々に頭が現れ、肉を吸い尽くすという。


肉吸い

いたずらが大好きで、便座に座った人の尻に手を突っ込み、口から突き出して遊ぶよ。


人間通し

自分の脳の上に、善人と悪人の脳を持つ老人。善人の人格のときにはあらゆる悩みを解決してくれるが、悪人が善人のふりをしているときもあるという。


表裏文殊

ひとの言葉に耳を貸さず、好き放題をやっていると、耳が毛で埋まり、首がちぎれて飛んでいってしまうよ…。


耳毛飛び

人を恨んで死んだ亡者たちの手によって運ばれ、恨みを買った人の魂を乗せアチラの世界へ連れてゆく。


侵癇賤呼魂 (しんかんせん こだま)

家賃が安く、ここで何かあったのか不動産屋に聞いても「何も無い」と言う。ここで何かあったのではなく、ここがナニカなのだから…。


人面荘

うしろから頭をつかまれ、質問をされる。答えられないと、少しずつ頭を回され…。


うしろの女

貯水タンクに棲み付き、体から油を分泌する。その水を飲んだ人は、体内で蛙の卵を宿し、口から産卵する。


ガマ女

古い鳩時計の振り子の動きを、目で49回追ってしまうと…。


アチラの鳩時計

ある廃屋に、持ち主のいない雛壇がある。3月3日に廃屋に来た女性を持ち主と勘違いして、アチラへ連れて行ってしまうという。


お迎え雛

足が人の頭になっているクモ。昔、災害で消えた村の住人という噂…。


頭グモ

翅の模様が人の頭になっているテントウムシ。昔、災害で消えた村の住人という噂…。


頭テントウ

人のような頭のミミズ。昔、災害で消えた村の住人という噂…。


頭ミミズ

胴体が人の頭になっているムカデ。昔、災害で消えた村の住人という噂…。


頭ムカデ

突然頭を咥えられるため、その姿を見ることはできない。「食えない食えない食えない」と言うと消える。


ギョロメドリ

夜道で「腕を食べさせて」「眼を食べさせて」と言ってくる。断るたびに腹の段が増えていき、13段になると…。


十三段腹

体の中のモノをもらいにやってきて、アチラの教室へと運んでいく…。


逆給食係

幻覚が見える煙で人をおびき寄せ、体内で燃やしてしまう。その幻覚とは、燃やされた人が描いていた理想の将来の画だという。


人取り豚

前に座った人の内臓を静かに引き出す。引き出された人は眠っているように見えるという。


はらわた引き出し

何かを引っかくような奇妙な動きをする招き猫を、けっして家に置いてはいけない。いろいろなモノを招き入れちゃうよ。


死を招き猫

すべての河童の頂点に君臨する。とても性格が良いと言われている。


河童マスター

いつもサングラスをかけているが、実はそのサングラス全体が大きな目だという噂…。


冥司会者

てんびんの片方の桶に入った豆腐の数が増えていく。偶然にも、町の子供が行方不明になった翌日に…。


アチラの豆腐売り

何人もの使用人と男女の仲になり、主人に打ち首にされた女中。今でも鼻の下を伸ばして屋敷跡をさまよっているという…。


ろくろ鼻下

夜中、一人暮らしの老人の家から、三味線の音が聞こえてくる。ただ、明らかに一人では奏でられない音だという。


蛸の流し

この傘をさしてしまうと、全身を包まれ、折り畳まれてしまう。


折り畳み傘小僧

長いひげを垂らして人間の頭に刺し、脳を吸って生きている。


ナマズ雲

この世には、けっして作ってはいけないあやとりがある。作ってしまうと、"殺獲り"が現れ、そのあやとりをとることができないと…。


殺獲り

運命の赤い糸が見えても、けっしてその先をたどってはいけない…。


運命の赤い人

脱皮をして何度も若返るが、脱皮前の記憶が無いらしい。もしかすると、あなたも…。


脱皮人間

このたけのこが生えている根元には…。


ひとたけのこ

「どれか開けて。」と声をかけてきて、開けると、「残念。無いからちょうだい。」と言われて顔のパーツをとられてしまう。


引き戸おじさん

「体を刻ませて。」と声をかけてくる。いいよと言うとバラバラに、だめと言うと真っ二つにされる。塩水が苦手。


ザリガニ人間

不思議な無人の遊園地。迷い込んだ人の心の闇で動く乗り物。快楽の感情だけになった人たちが永遠に遊び続けている。


アチラの遊園地

夜道に現れる、頭がくしゃくしゃにたたまれたおじさん。怒らせると、人間をくしゃくしゃにたたんでしまう。


ちょうちんおじさん

恨みを持ったまま亡くなった人の皮でできた靴。はいた人の足を操り、河や崖に連れて行く。


皮靴

打ち首にされて沼に投げ捨てられた武士の首だけが、今でも沼をさまよっているという噂…。


竜の頭

下心をもって近づいてきた男性に「見る?」と聞いてきて、はいと言うと、ミール(食事)にされてしまうらしい。


悶露(もんろ)

何を言っても首を鳴らして笑っている。でも、首の隙間から、何かブツブツ言う声が聞こえてくる。


首鳴らし

つかんでしまった人の皮だけを引っ張り上げて遊んでいるらしい。


吊り皮

昼間、何も食べていないのにお腹がすかない。そんな人は、夜中、取り憑いた”うつぼか面”が、虫や、虫以外のモノを食べているのかも。


うつぼか面

この電話に毛や爪など体の一部を食べさせると、電話がかかってきて、受話器からその人の本音が聞こえてくるらしい。


真っ赤電話

無理して笑ってばかりいると、口が裂けて"惨々笑"が現れるよ。


惨々笑

アチラの世界に連れて行かれ給食にされたが、なんとか逃げ出してきた。人の体に入ろうとさまよっているらしい。


給喰

話しかけると、いろいろな感情で答えてくれる。ただし、すべて"怒"の顔のときには、けっして話しかけてはいけない。


喜怒哀楽さん

腕にとまった蚊が、血を吸っても吸っても離れない。よく見ると、蚊の尻から細い糸が伸びていて、その先をたどると…。


やぶ毛

歩きタバコをしていた人の頭蓋骨を打ち鳴らして歩き回っている。


ヒノヨウジン

ヤマオリさんと話すと、幸福が訪れるという。でも、本当にヤマオリさんなのか、よく確認してください。


ヤマオリさん

音符の形の眼球を上下させ、出会った人の未来の音楽を奏でる。もし、白目をむかれてしまうと…。


メロディおじさん

嘘ばかりついていると、舌が勝手に動き出して、脳が飛び出しちゃうよ。


腐痢魂(ふりこ)

夜中、道にしゃがみこんでいて、バラバラになった顔のパーツをはめ込んでいる。「足りない、足りない。」と言って近づいてくるという。


フクワライさん

人を陥れてばかりいると、首に、陥れられた人の形のこぶができて、ヒトマキトカゲになっちゃうよ。


ヒトマキトカゲ

人間社会には、ヒトヤキくんが焼いたヒトヤキが紛れている。本人は人間だと思い込んでいるが、まいにちまいにち社会に揉まれていると、いつかヒトヤキに戻ってしまう。


ヒトヤキくん

キスをすると、体の中身をすべてキュッポンされてしまう。


キュッポン女

あおいでいないのに勝手に動いているうちわに近づいてはいけない…。


おいでおいでうちわ

闇芝居 3期


図鑑



TOPへ戻る

©「闇芝居」製作委員会2016