日経スペシャル 私の履歴書▽華道家・勅使河原蒼風(後編)
番組からのお知らせ
番組内容
【いけばなを世界に広めた“異色の表現者”(後編)】
音楽や照明などで会場効果を高める「綜合華」で大成功を収めた後、戦争によって活動停止を余儀なくされた蒼風だったが、マッカーサー夫人をはじめとするアメリカ兵の婦人たちの希望により、いけばなを教えることに。高官夫人たちにいけばなを教えながら、活動を再開した蒼風は新たな挑戦を開始。
木の根や枯れ木など、これまでに使用しなかった素材を使ったり植物以外のものを素材として作品を発表する。しかし国内では、いけばなどころか彫刻でもないと酷評されてしまう。ところが、1952年にマッカーサー夫人に招かれ参加したインターナショナル・フラワーショーが話題となり、ヨーロッパ各地で個展を開催するように。そこで画家サルバドール・ダリと出会い、ダリの自宅に流木のオブジェを制作し交流を深める。
蒼風によって、いけばなや木を使った彫刻は世界的な文化へと成長し、草月流の海外会員も増加していく。蒼風の挑戦は絵画や書などに広まり、幅広い活動を晩年まで続ける。
【ナレーション】長谷川博己
