日経スペシャル 私の履歴書▽落語家・三代目 桂米朝(後編)
番組からのお知らせ
番組内容
【上方落語“復活”にかけた人生(後編)】
上方落語の重鎮・笑福亭松鶴、桂米團治、桂春團治がこの世を去り、落語界は危機を迎える。そんな中、桂米朝は町の集会所やファンの自宅など、どんな場所へも赴き落語を披露し続け、その傍らでベテラン落語家に稽古をつけてもらう日々を送る。そんな地道な努力が実を結び、NHKラジオの歌番組の司会を担当することに。
米朝の喋りは徐々に世間に知られるようになり、テレビ局の開局で仕事も少しずつ増えて生活も安定。1957年には18人の落語家たちと「上方落語協会」を結成し、副会長に就任する。さらに同じ年、仕事で知り合った女性と結婚し、長男を授かる。米朝の顔が世間に知られるようになると弟子入り志願の若者が急増。息を吹き返し始めた上方落語のさらなる発展のため、米朝は大会場での独演会に挑戦する。
1966年、京都にある1100人収容の大ホールでの独演会は満員となり、翌年の東京の独演会では、これまで埋もれていた古典を披露し大成功を収める。その後、テレビ番組の司会を15年間務めるなど、上方落語復興を行うと共に、若手噺家の指導にも尽力し続ける。
【ナレーション】長谷川博己
