男と女のミステリー時代劇「あだ討ち」「牢の女」
番組からのお知らせ
番組内容
あだ討ち1
廻船問屋に盗賊が押し入り、家人を皆殺しにしようとする。部屋には姉・お里(山下夏生)と妹・おとし(梅村結衣)が潜んでおり、お里はおとしをかばい殺される。盗賊の肩に入った刺青の龍の目だけが、憎い下手人を探す唯一の手がかりだった。数日後、おとしは仇討ちのために下手人を捜し始めるが、刺青を見るためには男を裸にしなくてはならない。おとしは町で見つけた、目ぼしい男を誘っては連れ込んで刺青を確かめていた。
あだ討ち2
ある日、男にしつこく迫られていたおとしを、通りがかった浪人・水島亮三郎(永井大)が助ける。すると男は、おとしと亮三郎をつつもたせと勘違いして大金を置いていく。おとしは亮三郎に仇討ちを頼み、人斬りで金を稼ぎたい亮三郎と二人でつつもたせをはじめる。一方、町人の藤蔵(いしだ壱成)は、亮三郎が出入りする茶屋で働くおよね(東加奈子)と深い仲になるが…。
出演者
水島亮三郎…永井大
おとし…梅村結衣
お竹…黒坂真美
およね…東加奈子
お里…山下夏生
佐々木正春…浜田学
金助…河西健司
藤蔵…いしだ壱成
牢の女1
奉公人・いち(大西礼芳)は、店の主人と男女の仲になり奉公先を追い出された。いちは又従兄の梅吉(なべやかん)に引き取られるが、襲われて抵抗し梅吉を傷つけてしまう。慌てて逃げ出すが、覚えのない梅吉殺しの罪で捕えられる。牢には、牢名主ちせ(浅野温子)と女囚たちが待ちうけていた。牢のしきたりを知らない新入りのいちは、激しい折檻を受けて殺されかけ、思わず弔い歌を口ずさむ。その歌はちせの故郷・津軽の歌だった。
牢の女2
それをきっかけに、ちせに気に入られるが、他の女囚たちはいちを妬む。そんな時、絹(円城寺あや)が牢に入ってくる。絹は牢に何度も入った古顔で、ちせとも顔見知り。絹はいちをちせから引き離し折檻する。絹が来てから酷い折檻や苛めが続き、いちは「罪の裁きを受ける前に、この女囚牢から生きて出られない」と行く末を覚悟しはじめる。女囚たちに折檻されるいちを、ちせは黙って見ているだけだったが…。
出演者2
ちせ…浅野温子
いち…大西礼芳
梅吉…なべやかん
長太郎…丸川敬之
栄之助…渋江譲二
房…中島淳子
とき…喜多村千尋
まつ…西山咲子
絹…円城寺あや
原作脚本
【原作】多岐川恭
「つつもたせ」(光文社刊『ご破算侍』所収)、「牢の女」(光文社刊『出戻り侍』所収)
【脚本】三國月々子、李正姫
【監督】新村良二、森岡利行