世界で一番近い名画~「スクロヴェーニ礼拝堂壁画」ジョット~
番組からのお知らせ
番組内容
レオナルド・ダ・ヴィンチ「最後の晩餐」、ミケランジェロ「システィーナ礼拝堂の壁画 天井画」と並び称され、美術巡礼者にとって聖地のひとつともいわれる「スクロヴェーニ礼拝堂の壁画」。作者は“西洋絵画の父”と 呼ばれるジョットだ。礼拝堂の中は「聖母伝」や「キリスト伝」 「受胎告知」、そして「最後の審判」など、 数多くの壁画で埋めつくされている。礼拝堂そのものが物語を紡ぐ美術作品なのだ。
ジョットがこの壁画群を完成させたのは、ミケランジェロやダ・ヴィンチなどが活躍する約200年も前のこと。ジョットは、それまで平面的にしか描かれなかった西洋中世絵画の表現法の殻を破り、奥行きのある3次元的な立体空間を描いた。写実的に描かれた人物は、生き生きとした表情を持ち、感情まで表現されたのである。後の時代に影響を与えたジョットの作品…ルネサンス絵画の礎とされる所以である。
出演者
【出演】
市川紗椰
【ナレーション】
近藤サト
番組概要
フェルメール、ダ・ヴィンチ、ルノワール。世界中を旅しなくても選りすぐりの名だたる名画が一堂に会する美術館が日本の徳島県鳴門市にある。その名を大塚国際美術館。そこにある名画たちは、原画を原寸大に再現した陶板名画。実物ではかなわない触ることが出来る名画なのだ。そんな名画たちを一夜1枚づつ、その絵にまつわるエピソードとともに紹介する。