なかにし礼×阿久悠 昭和歌謡ライバル物語~名曲はこうして誕生した~字幕放送

BSテレ東2021年7月27日(火) 18時54分~20時49分

昭和歌謡の黄金期を築いた二人の作詞家、なかにし礼と阿久悠。その音楽人生とライバル関係をひも解きながら数々のヒット曲をお届けします。

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      番組からのお知らせ

        番組内容

        昭和歌謡を牽引し歌謡曲の黄金時代を築いた作詞家、なかにし礼が2020年12月に旅立った。独自の世界観に基づく詞で、数多くのヒット曲を放ったが、その足跡を振り返る時、ライバルとも言える人物がいた。阿久悠である。年齢は阿久が1歳上だが、作詞家としてのデビューはなかにし礼の方が早かった。広告代理店のサラリーマンから放送作家になった阿久は歌番組の台本を書くときに、
        なかにし礼が書いた詞が特に気になったと言う。ともに七五調の詞を否定し、独自の作風で歌謡界を席巻。日本レコード大賞はなかにし礼が3回。阿久悠は5回受賞。今回、二人の人生をヒット曲と共に紹介する。
        ライバル関係――ライバルと言われた2人だが、阿久にはひとつの信念があった。それはひばりが歌えない歌を、なかにしが書き得ない詞を作ることだった。
        その阿久が旅立った平成19年、なかにしは会見で「阿久悠は昭和であり、日本の象徴だった」「作品の最高傑作は『青春時代』(森田公一とトップギャラン)、『後から ほのぼの思うもの』なんてね、こう言われると、皆が納得しますよ。完成度も高く、何年たっても口ずさんでしまうでしょうね。すてきな歌です」と語った。
        さらに、戦後、中国から引き揚げてきた自分の少年時代を振り返りながら「僕は中国生まれでよそ者。阿久さんの作品には、日本人が納得するフレーズがあった。
        僕は歌によって日本との距離感を測りながらやってきた」。「(阿久さんの)アンチテーゼとしてやってきた。挑戦相手を失った気がする」とコメントした。

        出演者

        石川さゆり(歌手)
        北原ミレイ(歌手)
        吉田悦志(明治大学名誉教授)

        紹介楽曲1

        ・今日でお別れ  菅原洋一
        ・また逢う日まで 尾崎紀世彦
        ・北酒場  細川たかし
        ・白い蝶のサンバ 森山加代子
        ・知りたくないの 菅原洋一
        ・愛のさざなみ  島倉千代子
        ・ざんげの値打ちもない 北原ミレイ
        ・石狩挽歌  北原ミレイ
        ・ジョニィへの伝言 ペドロ&カプリシャス
        ・天使の誘惑  黛ジュン

        紹介楽曲2

        ・津軽海峡・冬景色 石川さゆり
        ・風の盆恋歌  石川さゆり
        ・浜唄   石川さゆり
        ・花蕾   美空ひばり
        ・われとわが身を眠らす子守唄 美空ひばり
        ・舟唄   八代亜紀
        ・ロマンス  岩崎宏美
        ・人形の家  弘田三枝子
        ・時には娼婦のように 黒沢年男
        ・北の宿から  都はるみ

        紹介楽曲3

        ・青春時代  森田公一

        ラインナップ

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