ヒット曲にかける作家たちの情熱【作詞家・吉岡治と「天城越え」】
番組からのお知らせ
番組内容
様々な音楽の要素が融合し花開いた“昭和歌謡”。その裏には歌謡曲に情熱を傾けた個性あふれる作家たちがいた。名曲誕生に秘められた作家たちの苦悩と情熱。
日本歌謡史に残る名曲の誕生秘話と作家たちの知られざる人生を紹介する。
今回取り上げるのは、石川さゆりの新境地を切り開いた名曲「天城越え」とそれを手掛けた作詞家、吉岡治。
昭和42年、GSブームの中、美空ひばりの「真赤な太陽」がヒット。吉岡治の出世作である。だが、吉岡が注目されることはなく、その後はポップスから演歌に惹かれるようになる。長いスランプが続いたが、昭和55年、都はるみに書いた「大阪しぐれ」が大ヒット、日本作詩大賞を受賞。作詞家としての地位を確立。石川さゆりの作詞を手掛けるようになると、歌で新しい石川さゆりを作ろう、
素人には歌えない歌を作ろうと作曲家の弦哲也と伊豆に合宿。試行錯誤の上に「天城越え」を完成させた。その詩は ♪誰かに盗られるくらいならあなたを殺していいですか…と、まさに女性の情念の世界だった。吉岡はなぜ、女性の情念にこだわったのか。吉岡とともに合宿し、作曲を担当した作曲家・弦哲也が「天城越え」完成までの苦労を語る。
吉岡治、弦哲也、そして石川さゆり、3人の絆と情熱から生まれた名曲「天城越え」。その誕生秘話に迫る。