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第55回 5月20日(金)放送 「途上国でのボランティア経験を被災地へ…」 |
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3月11日に震度6弱を記録した宮城県岩沼市は、沿岸部に大きな被害があった街です。
ここでは元青年海外協力隊員が活躍していました。 青年海外協力隊とは、開発途上国にボランティアを派遣する制度です。 これまで、青年海外協力隊を経験し帰国した人は、3万2000人以上。 東日本大震災の被災地では、そんな元協力隊員もボランティアとして力を発揮しています。 震災から3週間。岩沼市では3つの避難所でおよそ600人が暮らしていますが、全国から日々送られてくる救援物資をいかに効率的に避難所に届けるかが課題となっていました。 「届く量はバラバラで日によって違います。今日もトラック一台で届いたと聞いています。」 と、その改善に奮闘している元協力隊の東さやかさん。 3つの避難所に届ける物資を一手に引き受け管理しています。 東さんは、カリブ海の小さな国・セントビンセントで、青年海外協力隊として2年間活動しました。 「協力隊では様々な予算をもらい、活動する時の人や物の管理は責任を持ってやっていたので、その経験が今回役立っています」と、東さん。 「協力隊を経験したボランティアは、情報収集して線引きができます。調整してニーズを把握し、その間に経つのが自分のポジションだと思います」と、青年海外協力協会の山本さん。 |
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東さんが新たに取り組んだのは、避難所3カ所に暮らす人たちへのアンケート調査。
変わりゆく被災者のニーズに応えたいという思いからでした。 「お風呂に入れるようになったが、新しい下着がない。そういう物を物資で確保してどんどん配っていくんです」と、東さん。 東さんが、ボランティアに打ち込む理由は青年海外協力隊で得た「助け合いの心」でした。 「病気で寝込んで家から一歩も出ない日が続いた時、隣りの人が毎日見に来てくれたんです。青年海外協力隊で学んだ助け合いが、日本で私が今できること。やっぱり誰かのためになりたいです」と、東さん。 遠い国で学んだ助け合いの心が、今、日本で被災者の支えとなっています。 途上国で培った経験を生かし、被災地でも活動する元隊員たち。彼女たちの困っている人を救いたいという気持ちは今、日本でも多くの人の助けとなっています。 『私たちは、世界と共にある』 |
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