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第59回 6月17日(金)放送 「日本のそろばん 海を渡る」 |
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南太平洋に浮かぶ、およそ170の島々からなるトンガ王国では、長年そろばん教育が行われ、
2009年からは、公立小学校の授業で正式採用されています。 今回お話を伺ったのは、都内でそろばん教室を営んでいる藤井將男さん。 NPO「国際珠算普及基金」でトンガ王国をはじめ世界にそろばんを広める活動をしています。 「現在は関心がある国を含めると30数か国あります」と藤井さん。 日本とトンガのそろばん交流が始まったのは、30年以上前。 算数嫌いの子どもが多いことを心配した当時のトンガ国王が、日本のそろばん指導者、中野敏雄さんに依頼したのが始まりです。 大東文化大学ラグビー部には、トンガからの留学生が3人います。 小学校の授業でそろばんをやっていたという彼らに早速問題を出してみると…、最初は少し勘が鈍っているようでしたが、数回やると二人とも正解を導き出し「当たった~!」「何度もやったら思い出しました」と笑顔を見せました。 大使館主催の競技会も行われるほど盛んなトンガのそろばん教育ですが、そろばんは高価なので学校教具として備え付けです。 |
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そのため宿題も出せず、自宅学習もできないという弊害があるそうです。 そこで、使用済みそろばんの支援も行われています。去年は、兵庫県小野市などで集めた1500丁をトンガに送りました。 「貧しい国でも算数ができれば、何でも仕事はできると思います」 「 地域ごとに数字に強い子供を育てていく。各国にそういう需要はあると思うので、そろばん教育を各国に紹介していきたいです」と藤井さん。 古くから『読み・書き・そろばん』と言われるほど、日本の教育では重要だったそろばん。 それが、海外の人々の礎となり、 日本との絆として広がっていることを、誇らしく感じます。 『私たちは、世界と共にある』 |
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