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第75回 10月7日(金)放送 |
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今週からアフリカ・南スーダン編をお届けします。 今年7月9日、アフリカに54番目の独立国「南スーダン」が誕生しました。 人口およそ820万人もの人々が暮らす南スーダンでは、20年以上にもわたる内戦が続き、人々の雇用と人材育成が大きな課題となっています。2005年に内戦を終え、町は活気を取り戻していますが 内戦の間は、多くの人が住むところを追われ、避難生活を余儀なくされていました。 ルー大柴さんがやってきたのは、南スーダンの首都ジュバ。 ここに日本政府が支援している学校があるということで早速訪れてみました。この学校では、およそ100名の若者たちが、手に職を付けるため、建築や電気などの技術を学んでいます。 削られた骨組みを見て、感心したルーさん。習ったのは6ヶ月と聞いてさらに驚きました。 このプロジェクトを手がけているのが、JICA専門家の山本幸生さん。 これまでケニアやタンザニアなど20カ国で、人々の生活改善にたずさわってきました。 この国では、人々の雇用が大きな問題となっています。 街では今、各国からの援助で多くの建設が進められていますが、技術者は国外からの労働者。 理由は南スーダン人の技術不足にあります。 |
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「技術的なことに踏み込むとケニア人とかウガンダ人が担当している状況なんです」と山本さん。 技術不足から来る低い雇用率は貧困の改善にも悪影響を及ぼすため、 技術を教える役割は大きいと感じています。 「20年間ずっと内戦をやっていた中で、人々は何かをやりたくても、学校にも行けない、こういう技術を学ぶ場所がなかったんです」と山本さん。 水道の設置技術を学ぶベティさんは、5年前に避難していたウガンダから戻ってきましたが、初等教育しか受けておらず職を得ることは難しかったと言います。 しかし、ここで学ぶことでようやく将来への希望を持つことができました。 ベティさんはいま祖母と二人暮らし。彼女の肩には2人の将来がかかっています。 「父親は蒸発、母親も病気で失い、苦しい毎日ですが、ベティの将来が唯一の楽しみなんです」とベティさんの祖母。 「少しずつですが、自分が成長していると感じられるようになりました。以前とは違う自分になれると信じています。」とベティさん。 今、日本からの支援が、南スーダンの若者の未来を紡いでいます。 こうした人材を育成することは、人々の生活を助け、この国の発展につながると思います。 『私たちは、世界と共にある』 |
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