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第78回 10月28日(金)放送 |
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今週も引き続きアフリカ・南スーダンから。
6年前に内戦が終わった南スーダンは、
町の交通量も増加し、新しい国づくりが進められています。 しかし少し町を外れると、主要な幹線道路でさえ舗装はされておらず、住民生活に大きな支障をきたしています。ルー大柴さんが目にした、人二人が通れる程度の細い木造の橋にも、多くの人やバイクが行きかっていました。 とくに深刻なのが、雨による被害。建国まもないこの国では、交通の寸断が頻繁に発生し、経済発展にも影響を及ぼしています。 そこで、日本政府は南スーダンの要望にこたえ、市内6か所で橋の建設を始めています。 工事を担当するのは、利根エンジニアの古賀博文さん。 これまでもタンザニアやアルジェリアなどで、こうした工事に携わってきました。 案内してもらったのは、大きな橋の工事現場。 作業に当たるのは、150人の労働者たちで、そのうち70人が南スーダンの人々です。 オピュームさんもその1人。 半年前からここで働いています。 しかし、こうした仕事に携わるのは初めての経験でした。 |
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「彼らはこういった機械も初めて見たし、鉄筋も見たことがなかったけど、そこをいちから教えたんです」と、古賀さん。 この国では、長い内戦の間、インフラ施設や建物の建設はおこなわれておらず、雇い入れた南スーダンの人々も建設の技術を 持っていなかったそうです。 それでも、古賀さんたちは、これからのことを思い、彼らに技術を伝えることに。 するとオピュームさんの技術はみるみる向上していったそうです。 「けっこうのみ込みも速くて、きっちりとした寸法で彼は作ってくれるんです」と、古賀さん。 いまでは、ミリ単位の加工まで任されるほどに成長しました。 「何もわからなかった私を雇ってくれて、感謝しています。家族と安心して暮らせています。国の復興にたずさわれて嬉しく思います」と、オピュームさん。 独立に合わせ、始まったこの工事も12月には完成予定。多くの人々がその時を待ちわびています。 「道路にしろ橋にしろ、まだまだ必要なところがいっぱいあるので、これが終わりではなくて第一歩だと思うんです。この南スーダンの国が、発展していくお手伝いが出来ればと思っています」と、古賀さん。 日本の技術が人々の安定だけでなく、この国の経済発展も支えています。 『私たちは、世界と共にある』 |
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