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第82回 11月25日(金)放送 |
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今週も引き続き南スーダンから。 首都ジュバから車で3時間の所にあるシレモン村。のどかな風景が広がるこの村の人口はおよそ1500人。しかし、その生活は苦しいものだと言います。 ここで人々の生活改善に取り組んでいるのがJICAから派遣された鶴井視記子さん。 「農家の方々は農業をやってはいるのですが、なかなか自給自足の域を出ていなくて、それを賄うために現金が必要になってくるのですが、お金を得る手段がなくて、厳しい生活を強いられているんです」と鶴井さん。 村の人たちの生活は逼迫、食べるものにも困るほどでした。「食事は1日に1回。食料を買いたくても収入がないんです」と、農民の女性。 そこで、村の女性たちが現金収入を得られるようにと、鶴井さんは取り組みを開始。目を付けたのは、この村に自生したシアバターの木でした。 この実から抽出できるオイルは、保湿力も高く高級化粧品にも使われています。 それを使って、始めたのが、石鹸作り。 ルーさんがシアバタ―の実を砕く作業を手伝わせてもらうと、みんなが歌を歌い始めました。 「疲れないように、歌を歌って盛り上げているんです」と、鶴井さん。 |
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細かく砕いて粉末状にしたら、機械にかけてオイルを抽出。
絞り出されるオイルはほんのわずかな量のため、希少価値があり高価な石鹸が出来上がります。 石鹸が出来ると、また彼女たちはこの喜びを歌で表現します。 石鹸は1つ1ドルで販売、女性たちにとっては家計の大きな助けとなります。 早速使ってみると「あーいいじゃないですか、つるつるしてる~」と、ルーさん。 いまはまだ始まったばかりのせっけん作り。 この活動が南スーダンの多くの女性たちに伝わる日も遠くないのかもしれません。 「このせっけんをたくさん売って、食事はもちろん、子どもたちを学校に通わせたいんです」と女性。 「村の生活は大変ですけど、こうした活動から少しでも村が活気づいて、発展につながっていけばいいなと思います」と、鶴井さん。 こうした支援が実を結べば、村人たちの生活はきっと、向上するはずです。 『私たちは、世界と共にある』 |
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