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第83回 12月2日(金)放送 |
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今週も引き続き南スーダンから。独立からわずか5カ月のこの国では、政府の基本的機能を整えることが緊急課題となっています。 首都ジュバで国の基盤づくりの支援に取り組んでいるのが千葉あずささん、33歳です。 南スーダンの避難民たちへ支援を続けてきた千葉さんは、その経験を買われ、今年の2月からインフラ整備をおこなう国連機関ユノップスという組織に勤務しています。 市内の幹線道路は、舗装もされず、内戦の影響から国土は荒れ果てたまま。国家として必要な施設の再建が急務となっていました。 「スーダンでは20年間内戦が行われ、本当に何もない状況だったので、ゼロから国づくりをしなければならないんです。 政府も若くてまだノウハウも無いため、国際社会が政府と一緒になって、国づくりを手伝っていくんです」と、千葉さん。 ユノップスでは、現在新しい国づくりに向け、空港など23の建設事業をおこなっています。 なかでも必要とされているのが、治安維持に関わる施設。警察署すら破壊された中、内戦で銃が出回り、市民の安全が懸念されていました。 首都ジュバから3時間離れたトリットでは、強盗や部族間の争いが頻繁に発生し、戦争が終わっても不安な日々が続いていました。 そこでユノップスが建設したのが、村ではじめての警察署。 千葉さんはこのような施設を回り、支援の効果を調査しています。 |
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警察官は、ある部屋のおかげで治安は改善したといいます。 それは留置所。逮捕・拘束されることを恐れ、犯罪が減少していました。 「以前は犯人を捕まえても、木の下に置いておくしかできなかった。でも今は、この部屋が犯罪を未然に防いでくれているんですよ」と、警察官。 千葉さんはこうした声を国連に報告、効率的な支援につなげています。 そして今、治安の向上のために、人材育成の施設も行っています。 千葉さんに案内されて、ユノップスが作っている刑務官学校も見せてもらいました。 健全な国家を目指し、進められる国づくり。 人々が安心した暮らしを実現するために千葉さんは活動を続けています。 「こういうことが積み重なって、みんなが幸福を追求できるような国になっていくんだと思っています。私がその一端に係われ、すごくやりがいあります」と、千葉さん。 少しでも早く安定した暮らしが実現するといいですね。 『私たちは、世界と共にある』 |
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