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第87回 12月26日(月)放送 |
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今回訪れたのは、国際協力NGOジョイセフ。 ここでは、途上国の妊産婦と女性を中心に、幅広い支援をおこなっています。 ジョイセフで5年前から働いている柴千里さんが行っているのが、「想い出のランドセルギフト」という活動。 これは、日本での役目を終えたランドセルを、アフガニスタンを中心とした途上国に送るというもの。 大切な思い出が詰まったランドセルを送るこの活動を始めた理由は、アフガニスタンの教育事情にありました。 「向こうでは学校に行くことが出来ない子どもたちが沢山いて、特に女の子は学校に行かなくていいとされてるんです」と、柴さん。 アフガニスタンでは、2001年まで女性が教育を受けることを禁止されており、現在でも農村部では、女の子のわずか10%しか学校に通うことができません。 そこでジョイセフは、就学率を上げようと活動を始めました。 「ランドセルを配ることで、親御さんたちに自分の子どもたちにもあれを背負って学校に行かせたいと思ってもらえる様に、一つのツールとして、ランドセルを送っているんです」と、柴さん。 実はこのランドセル、アフガニスタンならではの使い方も。 「アフガニスタンは、岩がゴツゴツしている所が多く、ノートを置いて書こうと思っても、ゴツゴツで字がうまく書けないんです。でもこうしてランドセルの上で書くと、ちょうど机代わりになるんです」と、柴さん。 |
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ジョイセフに協力している、現地NGOのババカルキルさんは、この活動が女性の就学率の向上に役立っていると言います。 「教育を受けることで、女性の未来は開かれます。ランドセルをもらって学校へ行けるようになった女の子は、とても感謝していますね」と、ババカルキルさん。 これまでに集まったランドセルは、9万個以上。日本を離れてから約半年をかけて、子供たちの手に届けられます。 この活動は、ジョイセフが行っている支援の中でも、最も反響が大きいものだそうで、送られてくるランドセルには、たくさんのメッセージが添えられていました。 「このランドセルを受け取った子どもたちが、学校に行って文字の読み書きをして、そして女性達が自立をしていけるような社会を作るということが、一つ大きな目標です」と、柴さん。 たくさんの人びとの記憶とともに海を渡ったランドセル。 途上国の子どもたちが、一人でも多く学校に行けることを願っています。 『私たちは、世界と共にある』 |
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