![]() |
|
![]() |
|
第88回 1月6日(金)放送 |
|
![]() |
|
日本が誇る調味料・しょうゆ。今回は、遠く離れた南米ボリビアでのしょうゆ造りを目指す日系人女性をご紹介します。 訪れたのは、東京農業大学の世田谷キャンパス。海外からの留学生も多いこの大学で学んでいるのが、南米ボリビアから来た日系2世の山口鈴香さん。 山口さんは、昨年5月に来日して以来、しょうゆ造りに挑戦しています。 今日は、しょうゆを初めて絞る瞬間に立ち会わせてもらいました。 絞ったしょうゆが出てくると、とても良い香りが。一口頂いた紀香さんは「すごいコクがある!」と、絶賛。「うれしい。手間暇かけた甲斐がありました」と、山口さん。 山口さんが生まれ育ったボリビアは、南米で最も貧しい国のひとつ。農業を中心に生計を立てているため、その農作物を有効に活用したいと、食品加工について学んだ山口さんは、より高度な加工技術を知るために来日。そこで出会ったのがしょうゆでした。 「食品のひとつとしか考えてなかったんですが、醸造に出会い日本人として誇らしく思えるようになったんです。素晴らしいものが昔から受け継がれ、私もその血を受け継いでる…。それは本当にすごいなと思ったんです」と、山口さん。 日本政府は、このような「移住をしても日本人の心を失いたくない」という日系人の気持ちに応え、長年様々な分野で日系研修を実施しています。 |
|
山口さんを指導する、しょうゆ研究の第一人者、舘教授もボリビアでのしょうゆ造りは可能だと言います。 「ボリビアは大豆が獲れますから、ボリビアで作ると価格の安い日本式のしょうゆができますね」と、舘教授。 山口さんは、将来ボリビア産のしょうゆを商品化できるよう、醸造元などを訪れ、勉強を重ねています。 この日は、江戸時代創業の歴史ある岡直三郎商店で、しょうゆ造りを手伝わせてもらう山口さんの姿。 従業員にアドバイスや励ましをもらっていました。 7か月の研修を終え、夢に一歩近づいた山口さん。 5年以内には現地の原料を使って、しょうゆを造りたいそうです。 日本のハートをつめこんだボリビア産のしょうゆは、山口さん、そしてボリビア日系人の夢なのです。 『私たちは、世界と共にある』 |
|
|
||
![]() |
![]() |
![]() |