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第94回 2月17日(金)放送 |
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今週もスリランカから。インド洋に浮かぶ島国スリランカは目覚ましい経済発展を遂げていますが、
長年続いた内戦により北部では町は破壊され、安定した生活を送るには多くの課題が残されています。 スリランカの中心都市コロンボから車でおよそ9時間。キリノッチは、3年前まで反政府勢力の拠点となった北部の町で、今も内戦の傷跡が生々しく残されています。26年続いた内戦で、一時30万人もの人々がふるさとを追われ、避難生活を余儀なくされました。 こうした避難民の方々への支援をおこなっているのが、国連機関UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)の松本洋子さん33歳。UNHCRは、紛争発生時に故郷を追われた人々のため難民キャンプを設置。紛争が続く間はキャンプを離れると敵や不法滞在者とみなされてしまう彼らを支え続けます。そして、紛争が終われば、人々の故郷への帰還を支援しています。 「スリランカ北部は最後の最後まで戦われたところなので、家もないし、何もないんです。ゼロから生活を始める事が一番大変かなと感じています」と、松本さん。 内戦が終わり3年。ようやく人々は故郷に戻ることが出来ましたが、更なる支援が急務となっていました。 以前住んでいた家は空爆などで変わり果てた姿となっていたからです。 |
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こうした状況に松本さんたちは、彼らが故郷に戻ってきてから48時間以内に家を修復する資材などを提供しています。 「これで仮の住まいを作ろうと思います。本当にありがとうございます」と、女性帰還民。 「遠くから来る方もいるので、どうにか家が建てられて、生活がはじめられれば…」と、松本さん。 雨露をしのげる場所を確保することは新たな生活への第一歩。 1週間前に戻ってきたスージーさんも支援を受けた一人です。 スージーさんの家では、壊れた屋根を修復。少しずつですが、生活も安定してきたと言います。 「時間はかかるかもしれませんが、元の生活を取り戻すため、家族で頑張っていこうと思います」と、スージーさん。 「我々のやっていることが少しでも役立っているのかなと思えれば、すごくやりがいになりますね」と、松本さん。 人々が安心した暮らしを実現するまでには、いまだ、多くの支援が必要です。 『私たちは、世界と共にある』 |
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