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第95回 2月24日(金)放送 |
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今週もスリランカから。 国民の半数近くが農業に従事するスリランカ。市場に訪れると、多くの野菜や果物が並んでいました。 紀香さんの目に留まったのは、日本では見かけないウッドアップルというスリランカ特有の果物。 味見をさせてもらうと、柑橘系の美味しさでした。 市場を後にしてやってきたのは、スリランカ中部にあるアヌラダプラ。 ため池による水も豊富で肥沃な土地が広がっています。この町で、貧困問題解決に向けたプロジェクトを手がけているのが、JICAコンサルタントの井川卓也さん。6年前、井川さんがこの町に住み始めた当時は、農業設備のほとんどが壊れたまま放置されていたそうです。「下流にまで水が行き届かない状態で、中にはお米が作れない農家もありまして、非常に貧しい状態が続いていましたね」と、井川さん。 そこで、井川さんたちは6年の歳月をかけ、1200kmにも及ぶ水路を改修してきました。 この工事により地域の田んぼは蘇り、人々は米作りに打ち込めるようになったのです。 「おかげで米の収穫は2倍近くになったんだよ」と、男性農民。 彼が作ったというお米を嬉しそうに見せてくれました。 しかし、農家の収入は月に1万6千円と倍増したものの、スリランカ人の平均的な収入の4分の3しかありません。 そこで井川さんが次におこなったのが職業訓練。 |
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2万人もの人を対象に、食品加工など技術をレクチャーしました。 そのうちの一人、チャンドラさんは、米の粉を使ったお菓子作りをしています。 作っていたのは、コキスと呼ばれる正月や結婚式の席では欠かせないスリランカ伝統のお菓子。 さっそく、紀香さんもお手伝いさせてもらい、出来立てのコキスを美味しく頂きました。 お菓子の評判は日増しに上昇し、収入は月に2万5千円に。 「ここまでできるようになったのも、日本の人たちのおかげだと思っています」と、チャンドラさん。 6年をかけて続けてきた貧困削減のプロジェクトは、少しずつですが、その成果を見せ始めています。 「支援を続け、引き続きサポートして、もっと村が明るくなるように、我々も頑張っていきたいと思います」と、井川さん。 こうした協力が実を結べば、きっと人々の生活は改善するはずです。 『私たちは、世界と共にある』 |
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