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第105回 5月11日(金)放送 アフガニスタン人研修員 第1弾来日 |
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今回訪れたのは、東京・世田谷にある東京農業大学。 ここでお会いしたのが、バシルさん。昨年アフガニスタンから来日し、大学院で学んでいます。バシルさんが取り組んでいるのが、乾燥したアフガニスタンの気候に適したトマトの研究。 「アフガニスタンから持ってきたトマト7品種です」と、バジルさんが見せてくれたのは、芽が出始めた苗。日本とアフガニスタンのトマトは味も色も少し違うそうです。 「日本のはピンクで甘く、アフガニスタンのは赤くてちょっと苦いですね」と、バジルさん。アフガニスタンでは、じゃがいもの次に多く食べ、どんな料理にも使うと言います。 料理が得意なバシルさん。 自宅で作るヨーグルトサラダにもトマトは欠かせません。自慢の料理を友だちにもふるまいます。バジルさんの料理を一緒に囲んでいたのは、アフガニスタンからやってきて、同じ大学院で学ぶ友人二人。 彼らも日本の生活を楽しんでいるようです。 「日本は気候も良いし人も優しくて快適に暮らしています」と、バジルさんの友人ダルバールさん。 彼らの母国アフガニスタンは、紛争の影響で、経済・社会インフラが壊滅。今、復興へと歩む中、新たな国づくりを担う人材が不足しています。「内戦を踏まえて農業を支える施設が破壊されてしまいましたので、これを治さなければいけません。そして農業を支える人材、農民というだけでなく、行政機構などを支える人材を育てていく必要があります」と、JICAの後藤さん。 |
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そこで日本政府が開始したのが、人材育成プロジェクト。 5年間で最大500人を日本の大学院で受け入れることになり、バシルさんたちはその第1弾メンバーとして来日しました。 日本に来て半年。まだまだ学びたいことが多いようです。 研究室にある機材を見ながら、「私もこの測定器を使えるようにならないと」と、バジルさん。 「真面目で、祖国や家族のために役に立つような勉強をして帰りたいという使命感のようなものは感じます」 「一応教師と学生という関係ですが、一緒にやる同志という気持ちで頑張ろうと思っています」と、農大 小塩准教授。 母国では、農業分野の公務員として働くバシルさん。 帰国後の夢を尋ねると 「私の夢は、アフガニスタンの農業が良くなることです。農業分野の第一人者になりたいと思います」と、教えてくれました。 国づくりにかける熱い情熱と使命感。 アフガニスタンの未来は彼らにかかっています。 『私たちは、世界と共にある』 |
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