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第113回 7月6日(金)放送 瀬戸大橋の技術をベトナムへ |
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今週からはベトナム編をお送りします。 東南アジアの国ベトナム。近年、著しい経済発展を遂げていますが、その一方で多くの問題点を抱えています。人口は、およそ9000万人。今、急激に都市化が進み交通量も大幅に増加しています。 「バイクも車もバスもすごい交通量です。でもこれからもどんどん増えてくるでしょうね…」と、紀香さん。首都ハノイでは渋滞などが社会問題化。さらに市内を流れる幅1.5キロもの川が交通の妨げとなっています。ベトナム政府は新たな橋の建設を計画しましたが、巨大な橋を作る建設技術が不足。それを支援したのが日本の企業でした。 工事を指揮するのは山地斉さん。これまで、ドバイのモノレールなど大型事業の建設に携わってきました。作っている橋は瀬戸大橋と同じ「斜張橋」と言われる構造のもの。橋を支える塔は、現在75メートルまで建設が進んでいます。日本が誇る技術力、実はこの橋の土台にあります。鉄のパイプを45メートルまで埋め、巨大な橋にかかる大きな力を支えているそうです。 山地さんはベトナムに来て、技術者としてある思いを抱いたといいます。 「私は日本の高度成長期の真っただ中で育てられました。ベトナムはまさにその時期ですね。我々が培ってきた技術・ノウハウを皆さんに伝えていきたいと思います」と、山地さん。 |
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今、橋の建設と共に、様々な技術指導が行われています。 設計士の滝さんが指導しているカインさんもその一人。橋の建設はこれが、初めてだったそうです。 「この形式の橋は、橋の中で最も設計が難しいと言われています。」 「橋のことや仕事については何もわからない状況でしたが、1年間一緒に仕事をしてきて、出来る様になっています」と、滝さん。 「橋の建設に関われて誇りに思います。これからの国のために技術を身につけたいです」と、カインさん。 完成予定は2014年。ベトナムのさらなる発展につながります。 「日本人ならではの、ものづくりのやり方。決して一人では何もできません。手を取り合ってみんなで一緒に作っていく。その考え方をみんなに教えたい」と、山地さん。 ベトナムの経済発展のシンボルが、日本に学ぶベトナムの若者たちによって少しずつ形になりつつあります。 『私たちは、世界と共にある』 |
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