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第120回 8月24日(金)放送 ベトナム医療の発展を願って・・・ |
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今週も引き続きベトナムから。 ベトナム最大の都市ホーチミンに建つチョーライ病院は1900年に設立されたベトナム医療の中心的な存在です。この病院には連日、多くの患者が詰めかけており、紀香さんも、待合室の人の多さに驚きました。患者さんに何処から来たのか尋ねると、バスに乗って8時間かけてきたという人まで。 その理由は地域による医療格差。地方では満足な医療を受けることが出来ずに、多くの人が病気をおしてこの病院にやってきていました。その問題の改善にあたるため派遣されたのが、JICA専門家の田寺亜希子さん。医師や看護師の育成プログラム作成にあたっています。 「ベトナムでは今、保健医療従事者の質の改善プロジェクトを実施しており、それに私が従事しています。医者とか、医療従事者の方の質が改善されれば、みんながチョーライ病院に来るのではなくて、それぞれの最寄りの病院…例えば、地方にある自分の家の近くの病院の医者を信頼し、その病院へ行けるようになるんです」と、田寺さん。 医療水準の高さから人材育成の舞台となったこの病院は、日本からの長年の支援が関係していました。 それは40年前、ベトナム戦争終結間際のこと。医療が崩壊していた中で、日本はこの病院の再建に協力したそうです。記念碑も残されており、『ベトナムの人々の福祉を願い、両国友好の記念としてこのベトナム共和国に贈る』と刻まれていました。 |
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さらにその後、日本は多くの医師や看護師の育成に尽力。 高い技術のみならず、医療に携わる者としての精神までもが伝えられてきました。 そのため、この病院が人材育成の中心となっているそうです。 15年前、日本の病院で1年間の研修を受けた看護士のフエさんは、今も日本で学んだことを大切にしていました。 「私が日本人から学んだのは、患者に対して常に全力を尽くすということです。患者のことを気遣い、考えてあげること。それが大切だと気づかせてくれました」と、フエさん。 日本から学んだ精神は、今、研修を通じてベトナムの若者たちに受け継がれようとしています。 「日本の支援なくして、この病院の発展はあり得ませんでした。これからのベトナムのため、私たちは、頑張っていこうと思います」と、病院の院長。 この病院は日本とベトナムの支援の絆。この国の医療がさらに発展していくことを願います。 『私たちは、世界と共にある』 |
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