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第123回 9月14日(金)放送 この手で子どもたちを守りたい! |
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今回訪れたのは、東京都内のある会場。
ここで熱弁をふるっていたのが、「かものはしプロジェクト」の村田さやかさんです。「実際に動かないと、この問題はなくなっていきません」と、訴えていました。 かものはしプロジェクトは、カンボジアを中心に児童買春の撲滅に向け取り組むNPO。 村田さんは、30歳の若さでこの活動をすでに10年も続けています。 途上国で見られる児童買春などの問題。世界では、推定200万人以上の子どもたちが性的に搾取されているといわれています。 村田さんがこの問題を知ったのは、19歳…大学2年のときでした。 「国際問題を勉強していて、授業で児童買春の問題を知ったんです。世界で200万人も子どもが被害者となっていると聞き、現状を知りたくなりました」と、村田さん。 そして、問題が深刻化していたカンボジアを訪れてみると、現実は想像以上のものだったそうです。 「例えば7歳のときに売られて10歳まで売春をさせられたカンボジアの子。毎日お客さんを取らされて殴られてという状態でした。こういった事を知った人が助けていかないと、声を上げることができない子どもたちは助からないと思ったんです」と、村田さん。そして、その思いから、大学在学中に「かものはしプロジェクト」を設立し、カンボジアの子どもたちを守るために動き始めました。 |
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かものはしでは、買う側と売られてしまう側、つまり需要と供給の両方を減らすために、取り組みを続けています。 「買う側を減らすには警察がきちんと加害者を取り締まる必要がありますので、警察官が加害者を捕まえられるよう、警察の能力を上げるサポートをしています」と、村田さん。 そして、貧しさが原因で売られてしまう人を減らすために、農村で働ける場所として生活雑貨の工房を設立。 土産物として、カンボジアの天然素材イグサを使った雑貨を生産しています。 この工房ができたことで、地域に暮らす最も貧しい100世帯が仕事につくことが出来ています。 「工房は大人に仕事を、子どもに教育を提供するために作りました」 「子どもが働くのではなく、大人がきちんと仕事を持って働いて、子どもを養うことができるようにしたいと思ったんです」と、村田さん。 設立から今年で10年。カンボジアの被害者は支援を始めたころの10分の1に減ったといわれています。 「こういう実態があると正直知らなくて…」と、参加者の男性。 「村田さんの話に共感して、何か自分にもできないかなと思っています」と、参加者の女性。 そして、活動は次のステージへ…。 「カンボジアでの経験を生かして、問題がひどいインドやバングラデシュに広げたいですね」と、村田さん。 子どもが売られない世界は作れる。村田さんの思いはひとつです。 児童買春という問題を知り「子どもたちを守りたい!」と誓った村田さん。 10年前と変わらない情熱で、問題解決に向け、今日も走り続けています。 『私たちは、世界と共にある』 |
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