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第127回 10月12日(金)放送 |
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今回は、数多くのインテリアショップが集まる、東京・目黒通りにやってきました。 マイスターというお店を覗くと、モダンなデザインの家具が並ぶ中に、素敵なバスケットがありました。このバスケットの輸入を行っているのが、ルイズビィの小澤里恵さんです。 アフリカ・ルワンダの女性たちが手作りしているとう、重量感があって使いやすそうなバスケット。現在、百貨店や高級インテリアショップなど全国80か所以上で販売される人気の商品です。 小澤さんがこのバスケットに出会ったのは、2008年。アフリカ製品の展示会で一目見て気に入ったそうです。もともと輸入の経験は全く無く、ましてやアフリカ。見るもの聞くもの全てが初めてでしたが、輸入を決意した理由は、その背景にありました。 バスケットが生まれたアフリカ・ルワンダは、現在「アフリカの奇跡」と言われるほどの経済発展を遂げています。しかし、1994年に起きた大虐殺で100万人とも言われる犠牲者を出した悲劇的な歴史を持っています。バスケットの作り手には、その時に夫を亡くした人も多く、貧しい暮らしを強いられていました。 「一番初めに会ったルイーズという女性は、男の子どもが二人いて、私とほぼ年齢が同じだったんです。こういうものを日本で販売することで現地の女性の助けになるのではないかと思ったんです」と、小澤さん。 |
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その後、ルワンダに住む日本人女性の協力もあり、輸入業をスタートさせた小澤さん。 彼女は、最初から一つの揺るぎない信念を持って取り組んだと言います。 「『私はボランティアではなく、ビジネスとしてあなたたちと繋がっていきたい』と女性たちに伝えたら、元気よく『ビジネス!』と答えてくれたんです」 「『私たちは仕事をする』という意欲が全面に現れていて、私にぶつけてきてくれましたね」と、小澤さん。 心が痛んでも「基準外のものは買い取らない」と決め、日本で販売できる商品を作るために、作り方がわかる写真入りのテキストを作成。品質の向上に努めました。 実は、バスケットの柄一つ一つには、ある思いが込められています。 「今、紀香さんがお持ち頂いてるのは『握手』という意味があります。内戦で傷つけあった3つの部族が手を取り合っているというモチーフなんですよ」と、小澤さん。 バスケットには、大虐殺という悲しい過去からの復興…その願いが編み込まれているのです。 「ひとつのブームに終わらないように、ずっと続けて行きたいです。私がオーダーをし続け、生産者が作るというサイクルを終わらせないようにするのが目標ですね」と、小澤さん。 この仕事が天職だと語る小澤さん。 彼女の取り組みは、ルワンダの女性たちの人生を豊かに変えています。 『私たちは、世界と共にある』 |
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