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第133回 11月23日(金)放送 |
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今週は東アフリカの国ジブチから、ルー大柴さんのリポートでお伝えします。 ジブチは人口80万人ほどの小さな国。紅海の入口に位置し、古くからヨーロッパとアジアを結ぶ海上貿易の拠点として栄えてきました。今も港には、多くの船がやってきます。 この港を拠点に海賊対処をおこなっているのが日本の自衛隊。およそ400名の隊員たちです。実は、近年、ソマリア沖のアデン湾では、海賊による船の強奪や誘拐が横行しています。この海域を通る船は年間およそ2万隻。世界の船を海賊から守るため、日本政府は2009年3月、自衛隊を派遣しました。 早速、この護衛艦の装備を見せて頂くことに。 最初に見せて頂いたのは、3キロ先まで届くという特殊なエルラド社のスピーカー。 「速やかに進路を変えろ!」と、スピーカーから英語の声。 「響きますね~」と、ルーさん。 音声には感情もこもっていました。 このスピーカーは、ソマリ語など様々な言語で不審な船に対して警告を発しますが、小型ボートに乗り込む海賊たちは、なかなか見分けがつかないうえに神出鬼没。 隊員たちの監視活動は、24時間続いています。 さらに海賊は、機関銃やロケットランチャーで武装しており、護衛する側にも命の危険が伴うといいます。 |
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ヘリコプターのパイロットである菅原隊員は、海賊に最も近づくことが想定されるため、防弾チョッキは欠かせないそうです。 「これで飛行作業を実施しております」と、菅原隊員がルーさんに防弾チョッキを着せてくれました。 「こんな重いんですね!重くないですか?しかも、50度とか60度とかの暑さになりますからね~」と、驚くルーさん。 それでも、菅原隊員をはじめ隊員たちは皆、この過酷な任務を着実に遂行してきました。 赴任して4カ月、隊員たちは船を降りることなく生活を続けています。 彼らのプライベートスペースを覗かせてもらうと、ベッドの上だけという厳しい環境でした。 しかし塩杉隊員は、この任務に強い使命感を感じていると言います。 「自分たちも国際貢献として海外に出て仕事が出来ることに誇りを感じますね」と、塩杉隊員。 日本がこうした護衛を初めて3年。 徐々に海賊の発生件数が少なくなるなど、成果を上げつつあります。 多くの日本人が、遠く離れたジブチの海で活動をおこなっています。 『私たちは、世界と共にある』 |
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