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第134回 11月30日(金)放送 |
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今週も引き続きジブチからルー大柴さんのリポートでお伝えします。
東アフリカの国ジブチは人口80万人ほどの小さな国。 しかし、満足な教育施設がほとんどなく、子どもたちへの教育が大きな問題となっています。 首都ジブチから車で3時間。エチオピアとの国境近くの町ディキルは、人口およそ2万人の町。ここで青年海外協力隊として活動しているのが、原田匡剛さんです。 原田さんは2年前から、ディキル第4小学校で子どもたちに理科を教えています。 担当しているのは理科の実験。 「いままでずっと実験の授業がなかったので、実験をすると凄く喜んで授業を受けていますね」と、原田さん。 この学校が出来たのは12年前ですが、教育の質はあまり高くなく、授業は教科書を写すだけといったものでした。 この改善のために赴任した原田さん。しかし実験を行おうにも、道具の一つすらなかったといいます。 そこで原田さんはどうしたら実験が行えるかを考え、道具の全てを自作することに。 この日、原田さんが向かったのは学校近くにある小さなお店。 ここでもらった小さな段ボールで実験道具を作ろうというのです。 早速ルーさんも手伝わせてもらいました。 作業開始からわずか5分。 「これで完成です」と、原田さん。 「これでいいんですか?私でも出来た」と、ルーさん。 「こんな簡単なもので、授業に使うことが出来るんです」と、原田さんが教えてくれました。 |
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段ボールで作った実験道具を持って教室にあらわれた原田さん。 子どもたちは興味津津です。 箱の中に煙を入れて早速実験スタート。 箱を叩くと煙が飛び出しました。 これは、空気砲といって、空気の流れを知る実験。 子どもたちは驚きの表情です。 原田さんは、こうした実験を通し、子供たちに理科への興味を持って欲しいと考えています。 「箱をたたくと空気が出てきたんだ。初めて見たよ。すごく楽しかった」と、男子生徒。 「これまでは楽しみながら授業をしたことなんてなかった。この方法なら、私にもできるんじゃないかと思っています」と、手作りの実験を見た同僚教師。 「実験を通して面白いと感じると、そういう分野に興味を持って、研究者なりその道に進む生徒も少しはいるのかなと思いますね」と、原田さん。 協力隊員のたゆみない活動が、子どもたちの可能性を大いに広げています。 『私たちは、世界と共にある』 |
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