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第142回 2月1日(金)放送 希望の光を世界へ! |
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世界から多くの観光客が集まる、東京・秋葉原。ここに事務所を構えている、日本国際ボランティアセンター・JVCは、30年以上の歴史を持つ老舗の国際協力NGOです。 今回はボランティアのパイオニアともいえる女性に会いに来ました。 JVCの創設者である星野昌子さん、81歳。 40年以上のキャリアを持つ、国際協力のエキスパートです。1965年、青年海外協力隊に初代隊員として参加して以来、多くの国々で活動を行っています。 星野さんが本格的な活動を始めたのは、1979年、タイにやってきた難民に対する支援でした。 「ひどい状態でみなさんが逃げてくる、そういう真っ只中で…。大変な人たちがこんなにいるじゃないかって。子供たちのお世話に行ったり、衣服などを集めて届けたりしていたんです」と、星野さん。 そこで星野さんが見たのは故郷を追われ、絶望に打ちひしがれる人々の姿でした。「絶望っていうのは、どんどん深く悪い方向に入り込んでいくんです。でも何かを掴むことによって前向きになれます。その小さな芽を掴んでいただけるようなお手伝いが出来たらいいと思ったんです」と、星野さん。 この支援をきっかけにJVCを立ち上げた星野さん。実は彼女自身も「死んだ方がましだ」と思うほど、絶望の縁に立ったことがあると言います。 |
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星野さんは1964年、32才の時に離婚。子どもと引き離された彼女は、生きる希望を失い、辛く苦しい毎日を過ごしていました。 そんな中、転機となったのは、前向きに生きていた過去の自分の思い出でした。 「自分は前には何も問題がなかった。毎日が希望にあふれていた。そういう自分はどこに行っちゃったのかっていう風に思い始めたんです」 「そして、自分がひとりの人間としてできることは何だろうって思ったんです」と、星野さん。 チャンスがあれば人は変わることができる。 星野さんは以前の自分のように苦しみの中にいる人々にも、希望を取り戻す手助けが出来たらと支援を続けて来ました。 「何かきっと転機があって。絶望の中からもう少し前に出ようっていうように。その方向を転換することができればその瞬間から、人は強くなってまた歩いていける」と、星野さん。 これまでの功績が認められ、昨年、旭日小綬章を受章した星野さん。 ボランティアは、自分の心を豊かにすると考えているそうです。 『私たちは、世界と共にある』 |
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