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第151回 4月5日(金)放送 健康な歯でトンガを笑顔に! |
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今回は、トンガの人々の歯の健康を守ろうとする取り組みをご紹介します。 お会いしたのは、河村サユリさん。 南太平洋の島で活動していたご主人に触発され、日本と関係の深いトンガで15年前から歯科衛生のための活動を 行っています。 「トンガでは歯がない人が多いんです。本当に小さな虫歯なのに抜いてしまう。それが一番最初の選択だということにびっくりしました」と、河村さん。 南太平洋に位置するトンガ王国では、近年、豊富に入ってきたお菓子や清涼飲料によって、食文化が変化。15年ほど前から、虫歯が増えているといいます。 そこで河村さんの所属する「南太平洋医療隊」では、歯の健康を守るための「マリマリプログラム」という活動を始めました。 しかし虫歯を悪化させるもう一つの問題が。それは歯科医の不足です。 「歯医者は今、11人しかいないんです」と、河村さん。 トンガ王国の人口、11万人の中で、歯医者さんが11人しかいないという事に、紀香さんも驚きました。 「治療する機会がとても少ないので、子どもたちはたくさんの虫歯を持っていました。少ないスタッフが働くということには限りがあります。そのため私たちは、予防を教えることにしたんです」と、河村さん。幼稚園や小学校を訪問しましたが、文化や習慣が違う国で、子どもたちに、どうやって伝えるかも問題でした。 |
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河村さんは、現地の歯科医や学生と協力し、ある方法を考えました。 それは、自分たちで作った紙芝居。 子どもたちが尊敬している王様が相手として登場するため、集中して見てくれたそうです。 紙芝居で子どもたちが興味を持てるように伝える。少しずつ予防の大切さも広がりました。 そして現在では、小学校で歯科衛生の授業が行われるまでに。 南太平洋医療隊が作った教科書を使っています。 「河村先生たちのチームが支援してくれるので、とても幸せです!」 「トンガのために全力を尽くします。将来的に、トンガの虫歯を減らし続けていきたいですね」と、この取り組みに参加する、現地の歯科医シシリアさん。 活動を始めて15年。子どもの虫歯の数は半分以下に減りました。 「周辺国に、トンガの人たちが行って教えてあげる。それが私の夢になるかと思います」と、河村さん。 現在、マリマリプログラムに参加している児童は、およそ17000人。 トンガの人々の笑顔のために、活動は続きます。 『私たちは、世界と共にある』 |
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