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第152回 4月12日(金)放送 おいしいパンで飢餓を救いたい |
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おいしいパンを無駄にしたくない!そんなパン屋さんの思いから画期的なシステムが生まれました。栃木県那須塩原市。昭和22年創業のパン・アキモトは、地元の人々に親しまれているパン屋さん。社長の秋元義彦さんが開発したある商品で注目を集めています。 秋元さんが見せてくれたのは、パンの缶詰。缶に入ったパンの非常食で、賞味期限までのおよそ3年間、ずっと柔らかさを保つ、驚きの商品なのです。 早速イチゴ味を試食させて頂きました! 「パンの良い香り。ふわふわ。モチモチで本当においしい!」と、紀香さんも大絶賛。 この缶詰、誕生のきっかけは阪神・淡路大震災でした。 「被災者から『乾パンのように保存性が有って、柔らかくて美味しいパンを作って』と言われ、コツコツ研究を始めたんです」と、秋元さん。 長期保存ができて、何よりも美味しいパン。開発には1年がかかったといいます。 1996年の発売後は、販売するだけでなく、飢餓や災害で苦しむ国に無償で送り届けてきました。さらに2009年には、食べた後も食器として使ってもらえるように工夫した、通常より大きなパンの缶詰「救缶鳥」を発売。 |
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「救缶鳥」は、自治体や家庭で購入し、非常食としてそれぞれが保管します。
それを賞味期限が残り1年のところで回収し、義援物資として世界に送られるという仕組みです。 「ある自治体に納めたとき『賞味期限が切れそうなので処分してください』と言われ、職人としては、自分が作ったものが食べられないで捨てられてしまうのは非常に残念だったんです」 「海外では中古でも、今おなかペコペコな人がいるのだから、賞味期限が切れる前に回収して、海外に送ろうと決めたんです」と、秋元さん。 2011年、秋元さんは飢餓が深刻なアフリカのケニアを訪れ、自らの手でパンの缶詰を届けました。 「配給のとうもろこししか食べてない」という、現地住民。 この時、パンを初めて食べた子どもたちの顔を見て、秋元さんは「このプロジェクトを続けたい」と、強く思ったそうです。 「捨てられてしまうものかもしれないけど、これが一人の子どもの笑顔になったら、パン職人としては、やっててよかった」 「世界に届けるのが私の仕事だと思ってますので、PRにかけていきたいです」と、秋元さん。 まずは、自分の備えとして。その後は世界の人を救う、パンの缶詰。 私たちもすぐに参加できる国際協力です。 『私たちは、世界と共にある』 |
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