第14話 「キミは誰だ?」
百年の眠りから目覚めた裏切りの戦士、ヴィクター。彼はカズキと斗貴子を錬金の戦士と見て取ると、激しい憎悪を露わにし、二人を一蹴する。エネルギードレインされながらも、なぜか戦い続けられるカズキだったが、ヴィクターにランス=核鉄=心臓の代用品――を粉々に打ち砕かれ、絶命する。カズキの死に、天を仰いで哭く斗貴子……。「共に逝かせてやろう」。ヴィクターが斗貴子に告げた時、ひび割れたカズキの核鉄が躍動を始めた……!
第15話 「中間の存在」
ヴィクターと同じ容姿と化したカズキは、狂戦士の如き戦いぶりを見せるが、縋る斗貴子の悲痛な叫びに我を取り戻す。パピヨン曰く、カズキの変貌は「人間とヴィクター、中間の存在になった」ためだという。ブラボーが本隊に戻り、百年前に何があったのか確かめてくることに。やがて夏休みを迎えたカズキは、斗貴子や仲間と一緒に海に出掛け、あの事件がなかったのように楽しいひとときを過ごす。だが、斗貴子の前に謎の男が現れる……。
第16話 「新たなる力」
夜の浜辺で、カズキはブラボーから驚くべき事実を聞かされていた。黒い核鉄を胸に埋め込まれたカズキは、六週間後にはヴィクターと同じく、存在するだけで死を撒き散らす、忌むべきモンスターと化すという。一人でも多くの命を守るためにカズキを殺すというブラボーと、斗貴子に貰った命の最後まで、人としての生を全うするというカズキ。信念を貫き通すための、悲しき激闘が開始された。やがてブラボーの拳が、カズキの胸を貫く……!
第17話 「夜が明けたら」
斗貴子は、彼女が黒い核鉄を手に入れた場所へ向かおうとするカズキに、「私は君から離れない。君と私は一心同体だ」と告げる。斗貴子に憧れの情を抱いていた剛太は、それを耳にし、強い衝撃を受ける。ひとり彷徨ううちに彼は、斗貴子とカズキを追う再殺部隊と出くわす。戦団に対する反逆者となった斗貴子を守るべく、剛太は武装錬金を発動させ、身構える。だが戦士長・火渡ら歴戦の戦士を相手に、勝機はあるのか……!?
第18話 「逃避行」
黒い核鉄のあった場所、ニュートンアップル女学院に向かうカズキ、斗貴子、剛太。再殺部隊もまた学院を目指していたが、その前にパピヨンが立ち塞がる。戦士長以上に数多くのホムンクルスを屠ってきた男・戦部が一人残り、パピヨンと戦うことになる。彼はホムンクルス以上の修復能力を持っていた。パピヨンに策はあるのか?その頃、戦団からヴィクター探索・討伐の指揮を任された戦士・千歳は、山奥深く修行に励む、早坂秋水を召還していた……。
第19話 「君さえ守れれば」
カズキとはぐれた斗貴子と剛太を、根来が襲う。亜空間に自在に出入りできる根来の能力に、為す術のない剛太。だが、根来が斗貴子に攻撃を仕掛けたことに対する怒りが、逆に剛太の冷静さを呼び起こし、逆襲へと転じていく。一方、ヴィクターを発見した討伐部隊は一斉に攻撃を仕掛けるが、ヴィクターの余りにも強大な力の前に圧倒される。その頃カズキの前には、キャプテンブラボーが姿を現していた。二人の、最後の決戦が始まる……
第20話 「想いと力を込めて」
カズキとブラボーは、決着を付けるべく戦い始める。山林を揺るがす激闘に割って入ったのは、二人を追って来た斗貴子と剛太だった。斗貴子はブラボーに、黒い核鉄を無効化する手段を探す時間を与えて欲しいと訴える。だがブラボーは、一筋の光明に賭ける訳にはいかないと答え、カズキを葬った後、自らも命を絶つと告げる。それを聞いたカズキは、「俺はアンタに勝つ。勝ってアンタを死なせはしない!」とブラボーに最後の一撃を放つ……!
第21話 「GONE INTO FLAME」
カズキ再殺の任を帯びた火渡の武装錬金・ブレイズオブグローリーが、シルバースキンを装着したブラボー以外の全員を、灰も残さず蒸発させた……筈だった。だが、シルバースキンの中にいたのはカズキ、斗貴子、剛太。炎に包まれる瞬間、ブラボーが我が身を捨ててカズキ達を救ったのだ。ブラボーを失った怒りに駆られ、激突するカズキと火渡。その頃ヴィクターは、錬金戦団と交戦し、途方もない力の片鱗を見せつけていた……。
第22話 「決断を要す」
錬金戦団によるヴィクターへの総攻撃が始まった。火渡の率いる錬金の戦士達が挑むが、ヴィクターの進化は最終段階に達し、それまでとは桁違いに強大な力を振るい出す。一方ニュートンアップル女学院にたどり着いたカズキ達は、パピヨン、御前と合流していた。一行を迎えたのは、ヴィクターの妻・アレキサンドリアと娘・ヴィクトリア。二人は、化け物と化したヴィクターを元に戻すための研究を、百年間続けてきたという……。
第23話 「BOY MEETS BATTLE GIRL」
2007年3月7日放送
人間に戻れるのはヴィクターと自分、どちらか一人だけ。カズキは究極の選択を突きつけられる。そんなある日、カズキは斗貴子と共に銀成市へ帰り、何事もなかったかのように振るまい、仲間達と遊園地で夏の一日を満喫する。だがその帰り、二次会に行こうという誘いを断り、カズキはひとり給水塔へ。既に自分の選択は決まっている。決まっているが、そうしたら俺は……!一人顔を伏せたカズキの傍らにやって来たのは、斗貴子だった……。
第24話 「キミが死ぬ時が私が死ぬ時」
ヴィクターを再び人間に戻すことができる、白い核鉄がついに完成した。しかし、精製に時間がかかるため、白い核鉄はひとつしかない。カズキは、最初にヴィクターを人間に戻し、第2の白い核鉄をパピヨンに完成させてもらって、自分も人間に戻る決心を斗貴子に伝えるのだった。そのころ錬金の戦士たちは、海上で第3段階へと進化したヴィクターと激しい戦いを繰り広げていた。何度倒しても再生するヴィクターに苦戦する戦士たちのもとに、白い核鉄をもったカズキたちが現われた。早速、カズキは白い核鉄を、ヴィクターの胸に打ち込んだのだが……。
第25話 「代わりなどいない」
周囲の生物からエネルギーを奪う、?エネルギードレイン?。ヴィクターはこれを行なうことで何度倒されても再生しつづける。カズキは彼を倒すために再生を阻止するべく、周囲に生物のいない月へと彼を連れ出した。一方、地球に残された斗貴子は、カズキがいなくなったことで落ち込んでいたが、最後に彼にしてあげられることは何か、と考えていた。そして、斗貴子はカズキの代わりに、錬金の戦士としての最後の任務へと出かけた。
最終話 「ピリオド」
カズキが果たせなかったパピヨンとの決着。せめて代わりを果たそうと、斗貴子はパピヨンのアジトのあった場所に行く。しかし彼は、「カズキの代わりなどいない」と、とりあわなかった。そして斗貴子は、彼の研究を突き止め、世界を焼き尽くすつもりであることを知る。斗貴子はカズキが命をかけて救った世界を守るため、彼の研究物を破壊しようとするが……。