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2014年6月14日(土)放送
中西麻耶

アスリート 中西麻耶。
こんなケガで終わってたまるか―。
8年前、彼女は自らの意思で、右足を切断しました。
義足のアスリートとして、よみがえるために。
中西麻耶(なかにしまや)さん、29歳。
陸上競技・走り幅跳びで、世界に挑んでいます。

彼女は、どんな道を歩いてきたのだろう。

昨年10月。「全国障害者スポーツ大会」、女子走り幅跳びの取材に100名以上の報道陣が殺到した。カメラが追うのは、東京五輪招致の最終プレゼンで、一躍有名になった佐藤真海(さとうまみ)選手。5m02の日本記録保持者だ。
そんなヒロインに誰もが注目する中、存在感を放つ、もう一人の選手が。
速い助走から繰り出される、美しく、ダイナミックな跳躍―。
中西麻耶選手だ。
彼女は、日本記録を16センチも上回る、5m18で優勝。
しかし、祝福の陰に、こんな言葉が。
 「空気読めよ!」
スポーツニュースや新聞を飾ったのは、敗れた佐藤選手だった…。
しかもこの大会、「障害者の社会復帰が目的」という理由で、記録は公認されず、
5m18は、幻の日本新と消えてしまったのだ。

これまで、いくつもの試練を乗り越えてきた中西さん。パラリンピックにも二度出場。
夢は、障害者の枠を越えて、オリンピックに出場すること。
「日本でオリンピックをするのに向けて、かましてやろうぜみたいな(笑)
何が何でもメダルをとりたいし、世界記録をとりたい。そのためには何でもする」 

アスリート 中西麻耶さんのクロスロードに迫りました。

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