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2015年3月14日(土)放送
小平秀一

小平秀一51歳。世界の海洋研究においてトップクラスの規模を誇る海洋研究開発機構(JAMSTEC)において、“海底を震源とする地震”の研究の陣頭指揮を執る地震学者だ。未曾有の大災害をもたらした東日本大震災の時は、今まで自分がやってきたことは何だったんだと無力感に覆われたという。
「地震を止めることは出来ないが、被害を減らすことは出来る」
そう信じ、研究と並行して、地震や津波を正しく理解することで防災に生かしてもらえるよう、学校や地域への啓蒙活動も行っている。地震学者・小平秀一に密着した。

彼は、どんな道を歩んでいくのだろう…。

JAMSTECで地震と津波の研究部門の最高責任者を務める小平。海底を調査することで、地震のメカニズムを調べている。地道な研究を積み重ね、数々の地震の謎を解明してきた。東日本大震災の新事実を世界で初めて突き止めたのも小平だった。

小平は今、近い将来に起こると予測されている「南海トラフ地震」の対策に取り組んでいる。震源地と予測される熊野灘と室戸岬の沖合の海底に特殊な測定器を設置することにより、地震が起きた瞬間、津波がいつ、どこに、どれだけの規模で来るのか、これまでの予測より10分以上早く、より具体的に得ることができ、減災に繋げようとしている。
彼の自宅の机には、東日本大震災を体験した子どもたちの作文集がすぐ手に取れる場所に置いてある。震災被害の記憶を忘れないよう、これを何度も繰り返しては読んでいる。

地震と闘う、地震学者・小平秀一を追った。

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