日経スペシャル ガイアの夜明け・毎週火曜夜10時放送・闘い続ける人たちの物語
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日経スペシャル「ガイアの夜明け」 8月23日放送 第175回

ストレスに負けない!

様々なストレスにさらされる現代社会・・・。終身雇用制の崩壊や成果主義の浸透で、ビジネスマンのストレスは増える一方だ。

バブル崩壊後、企業は「勝つ」ための変革を迫られた。リストラ、アウトソーシング、合併、IT化・・・。働く環境はこの10数年で大きく様変わりし、個人の成果が問われる大競争時代に突入した。その結果、労働時間が長期化し、過度なプレシャーがストレスとなり、うつ病など心の病気になる人が増えている。さらに、2004年の自殺者数は3万2千人、特に働き盛りの30代~50代の自殺が増加傾向にあり、日本は今や自殺大国になってしまった。

今、日本のビジネスマンたちに何が起きているのか。


【今、職場で何が起きているのか】
ある大手企業に勤めるビジネスマン(34)が、自ら命を絶ったのは1999年末。彼が勤めていた企業では、その2年前から成果主義を導入していた。彼を追い詰めたものは、仕事しかなかったーー、と遺族は語る。

仕事上のストレスによる「うつ病」などの精神障害で、2004年度に労災認定を受けた人は過去最多の130人となった。ビジネスマンを襲う「うつ病」とは・・・

【うつ病に負けるな!復職を目指すビジネスマンたち】
うつ病で休職したビジネスにとって、復職は大きなハードルだ。無理な復職で、うつ病を再発させてしまう人も多い。

6年前にうつ病を発症したAさん(30代)も、これまで3回復職に失敗している。もう仕事に戻ることは出来ないのかと希望を失いかけたころ、ある団体の存在を知る。民間団体MDA-JAPAN。うつ病など心の病気にかかった人たちを対象に復職支援プログラムを開催している。このプログラムに通い始めたAさんは、無事に復職を果たし、順調に仕事をこなしている。復職率9割を誇るMDA-JAPANの手法とは・・・

【社員の心の危機は、企業の危機---】
j米大手の金融機関ウェルズ・ファーゴでは、過去数年に渡りM&Aが繰り返された。その度に企業文化の融合や人事面などの問題に直面、人材の流失や業績の悪化にも直面した。

社員のストレスは生産性の低下にもつながるーーー。ウェルズ・ファーゴは、従業員支援制度に力を入れ始めた。従業員が家庭や会社など様々な悩みを気軽に話せる電話相談窓口、専門家とのカウンセリングルーム、スポーツジムなどを社内に設置した。「会社がサポートしてくれている」と思えば、従業員は会社に対して、良い感情を持てるようになり、良い人材の確保につながるという。

一方、日本でも従業員のストレス対策に乗り出す企業が出てきている。

富士電機システムズ東京工場。4000人が働くこの工場では、7年前から「リハビリ出勤」という復職プログラムを導入した。産業医と企業側が連携し、うつ病などで休職した社員を早期に、そして確実に職場に復帰させようという取り組みだ。「リハビリ出勤」で復職したAさんを通して、企業が一体となって始めたストレス対策の成功例を紹介する。


【中小企業経営者の駆け込み寺】
東京・神田にある事務所。経営コンサルタントの吉田猫次郎さんはこれまで9000人以上の中小企業経営者たちの相談にのってきた。吉田さんの元を訪ねるのは、高利な金融機関から事業資金を借り、経営に行き詰まった末に“自殺”を考えた人たち。最後の救いを求めてやって来る。吉田さんはこうした経営者たちに、死なずに現状から脱する方法を説いている。未だに資金調達に苦戦している中小企業。吉田さんの活動や借金から自殺という最悪のケースを回避する事業者たち姿を見つめ、その現状を浮き彫りにする。

     
 




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