日経スペシャル ガイアの夜明け・毎週火曜夜10時放送・闘い続ける人たちの物語
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日経スペシャル「ガイアの夜明け」 9月27日放送 第180回

名医を育てろ ~伝承せよ!医の技術~

今年7月、財団法人日本医療機能評価機構は、昨年10月から今年6月までの医療事故件数を発表した。その数889件。うち死亡事故が108件に及んだ。医療に対する不信感が増しつつある一方で、いい医師を教えるランキング本が世の中に出回る。医療事故を減らし、より良い医療を実現して医療不信を払拭するためのキーワードになるのが、「教育」と「技術の伝承」だ。
教育面では最近、大きな変化があった。厚生労働省が昨年4月、36年ぶりにある医療改革に乗り出したのだ。それは「卒後臨床研修の義務化」。これまでの研修システムは、専門医を集中的に育てるためのものだった。しかしそこには大きな問題点があった。人間全体を診ることができず、専門とする患部に治療が集中しすぎて、他の患部を見落しがちになる。そこで改革された研修制度は、専門外であっても2年間で内科、外科、小児科、産婦人科などを回る「スーパーローテイト式」。研修制度の改革で、医師の力は高まるのか?
そしてもう一つのキーワードである「技術の伝承」。優れた医師の技術を、他の医師たちに伝えるための試みが始まっている。“スーパードクター”といわれる医師の技術の伝承が、日本医療全体の底上げにつながるのか?
新たな研修制度の中で日々格闘する研修医と、スーパードクターの技術伝承の現場を追い、良い医者とは何かを探る。


【93歳の名医が教える“言葉の技術”】
患者が医者を選ぶ基準はどこにあるのか?93歳にして今も現役の医師として働く聖路加国際病院理事長、日野原重明さんのもとには、彼に診てもらいたいと願う患者が後をたたない。一体どこが他の医者と違うのか…。医師歴68年の名医が持つ「言葉の技術」に迫る。

【“神の手”に学べ】
これまで日本の医療の世界では、優れた技術を持つ医師がいても、学閥という目に見えない大きな壁によって技術の伝播が阻まれてきた側面がある。しかし今年4月、福岡県にある和白病院が革命的な改革に乗り出した。学閥に関係なく全国から患者と主治医をセットで受け入れ、さらに世界的な脳外科医が指導にあたるという日本初の取り組みだ。
指導にあたるのは、これまで2万人もの患者の命を救い、アメリカで“神の手を持つ男”と呼ばれるデューク大学の脳神経外科医、福島孝徳さん。彼が手がける脳腫瘍の手術は、極めて困難なもの。脳には人間が生きていくのに重要な150億もの神経があり、間違えて神経を傷つけてしまうと、障害を残してしまう恐れがある。福島さんは自ら開発した手術で、ミクロ単位の超微細な技を駆使し、脳の中をたくみにかき分け、ターゲットの腫瘍を目掛けて果敢に挑んで行く。日本の脳外科医たちがこの技術を習得すれば、医療事故防止に繋がることも期待される。
学閥を超えて全国から集まってきた脳外科医たちに技術は伝承されていくのか?

【医師の技術を4段階で評価する病院】
一人の医師の医療事故で、これまで築き上げてきた病院の信用が一気に失墜してしまう。それを防ぐには、病院側が常に医師たちの技術をチェックする必要がある。
福岡県の麻生飯塚病院では、医師の技術力を4段階で評価しようという試みを始めた。しかし、例えば外科医と精神科医とでは評価の基準が全く違う。病院は、どのように医師の技術を評価するのか?

【新制度で研修医は変わるか】
今まで、大学を卒業したばかりの研修医は身分保証もされないまま、安い給料で過酷な労働を強いられてきた。安い給料のせいでアルバイトをせざるを得ず、過労による医療ミスにつながることもあった。
そんな悪循環を生み出してきた研修制度が36年ぶりに、ようやく改革された。昨年4月から始まった「卒後臨床研修」の義務化の3原則は「アルバイトをせず、診療能力の習得に専念し、人格の涵養に努める」というもの。良い医者を育てるために作られた制度といえる。
千葉県鴨川市にある亀田メディカルセンターでは、厚生労働省が定める研修制度に独自のシステムを付け加えた画期的な研修制度を確立しようとしている。果たして、研修医たちが大学で必死に勉強してきたことが臨床の現場で通用するのか? 夢と現実のギャップに戸惑いながら、いい医者になるには何が必要なのかを模索する若者たちを追う。
     
 




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