日経スペシャル ガイアの夜明け・毎週火曜夜10時放送・闘い続ける人たちの物語
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日経スペシャル「ガイアの夜明け」 10月11日放送 第182回

駅を創る ~変貌する巨大鉄道会社~

1日に平均1600万人を輸送する日本最大の鉄道会社、JR東日本。ところが鉄道の利用客は1993年をピークに減少傾向。運輸収入も右肩下がりだ。少子高齢化の影響で通学する子供たちが減っている。さらに2007年から「団塊の世代」が大量に退職することで、通勤するサラリーマンも大幅に減少する見込みだ。限られたパイを巡り、私鉄や車、飛行機など、他の交通機関との競争が激化している。
鉄道以外にも百貨店や不動産業など、早くから経営の多角化を進めてきた私鉄各社と違い、これまで営業利益の70パーセントを鉄道業に頼ってきたJR東日本だが、この状況に危機感を募らせた。2002年に政府が全ての株を手放し、ようやく完全民営化を達成したJR東日本は、“復権”をかけて巻き返しの戦略に打って出た。
駅の改札の中、いわゆる「エキナカ」に今年から展開することになった新たな商業施設「エキュート」。乗車券から電子マネーとして駅の外にも急速に普及しつつある「スイカ」。乗客を輸送するだけの鉄道事業から脱し、多角経営に乗り出したJR東日本の戦略に迫る。


【競争激化する鉄道事業】
少子高齢化で通勤・通学客が減る中、鉄道各社は熾烈な乗客獲得合戦を繰り広げている。8月24日、つくばと秋葉原を45分で結ぶ「つくばエクスプレス(TX)」が開通した。運営するのは首都圏新都市鉄道株式会社。これで打撃を受けるのが、同じエリアを平行して走るJR東日本の常磐線だ。常磐線の利用客140万人のうち約10万人が流出すると試算、「今期は何もしないでいれば69億円、来期は120億円の減収になる」との見通しを示した。危機感を募らせたJR東日本は7月9日、先手を打ってダイヤを改正し、最高時速130キロの新型車両を導入するなど対抗措置をとった。

【駅ナカに客を囲い込め】
鉄道会社にとっての最大の資源は「駅」。これまで乗り降りするだけの場所だった改札の中、いわゆる「エキナカ」を見直し、商業施設を作って利益を生み出そうというプロジェクトが始まった。
その先頭に立つのが、JR東日本ステーションリテイリング社長の鎌田由美子さん、39歳。JRが1987年に発足後に採用した女性プロパー社員で初めてグループ会社の社長に抜擢された。事務系の大卒女性社員の第1号でもある鎌田さん。入社後に上野駅で乗車券販売などをした後は鉄道業を離れ、百貨店に出向したり、駅ビルの開発に携わるなど、流通のプロとしての道を歩んできた。
その鎌田さんが取り掛かっているのが、10月1日にオープンする「エキュート品川」の準備。品川駅の改札の中に、まるでデパ地下のような施設を作ろうというのだ。しかし、これで影響を受けるのが周辺のデパートや商店だ。電車に乗って街に来たはずの客たちが、駅の中で用事を済ませてしまう。果たして「エキュート」は街と共生できるのか?さらに「アトレ」や「ルミネ」など同じJR東日本関連の駅ビルとの間でも客の争奪戦が始まった。

【スイカVSエディ ~電子マネー戦争~】
JR東日本の電子乗車券「スイカ」。2004年3月から電子マネーとしてのサービスを開始し、使用できるエリアを急速に拡大させている。キヨスクや駅構内の飲食店などで使用できるだけでなく、「ファミリーマート」や「ビックカメラ」など、駅の外の店にも普及しつつある。
ライバルは電子マネー最大手ビットワレットの「エディ」だ。2001年11月に先行してスタートした「エディ」は、使用できる店が現在全国に約2万1000店あり、「スイカ」の約1000店を大きく引き離す。しかし、乗車券としても使える利便性を武器に、「スイカ」が猛追している。番組では、競争が激化する両社の営業合戦に密着する。
     
 




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