日経スペシャル ガイアの夜明け・毎週火曜夜10時放送・闘い続ける人たちの物語
テレビ東京ホームページへ



HOME
番組紹介
キーワードで読むガイアの夜明け
バックナンバー
ご意見ご要望・FAQ

バックナンバー






 放送スケジュール



 毎週火曜日 午後10:00~



 テレビ東京
 テレビ大阪
 テレビ愛知
 テレビ北海道
 テレビせとうち
 TVQ九州放送



 毎週金曜日 午後9:00~
(再放送 毎週日曜日 正午~)



 BSジャパン



 毎週土曜日 正午~



 日経CNBC

日経スペシャル「ガイアの夜明け」 5月9日放送 第211回

「ファッションも鮮度が命」
~流行をすばやく追いかけろ~

ファッション業界では一般的に、デザインをしてから、商品が完成し店頭に並ぶまでに半年から1年かかるといわれている。つまり、発売する頃にどんな色のどんなデザインが流行しているのかを先々によんで、商品を企画していかなければいけないのだ。
しかし、消費者のニーズは年々多様化しており、また流行も移ろいやすい。
「商品の発売の時期とデザイン・企画の時期をできるだけ近づけ、ぎりぎりまで流行を見極めたい・・・」そんなビジネスモデルを実現しようとしている国内外のアパレルブランドを取材。「流行のつかみ方」と「生産のスピード」をテーマにファッション業界の新潮流を描く。


【スペインから中3日で日本へ 鮮度が命のブランド服 ~ZARA~】
世界60カ国以上、日本でも21店舗を展開するスペインのアパレルブランド「ZARA」。“ヨーロッパのGAP”とも呼ばれる急成長のブランドだ。
人気の秘密は、2つのスピード。一つ目は“商品化のスピード”だ。200人を超えるデザイナーが、東京やNY,パリ、ミラノなどでつかんだ流行を即座にデザイン。そこから速くて1週間、平均3週間で最先端の流行を取り入れた服が出来上がる。
そしてもう一つの武器が“流通のスピード”。EU圏内の工場で生産された服は、すぐにスペイン国内の巨大な物流センターに運ばれる。その大きさ、実に東京ドーム約10個分。そこで商品は地域ごとに自動的に仕分けされ、近隣諸国はトラックで、日本やアジアには航空便で即座に運ばれる。ヨーロッパなら48時間以内、日本には中3日で商品が店頭に並ぶ仕組みだ。コストは船便などに比べて約3倍に跳ね上がるが、“鮮度”こそがZARAの命だという。こうした“商品化のスピード“と”流通のスピード“で商品の発売の時期とデザインの時期のインターバルを縮めることができているのだ。世界中のアパレルメーカーも目標にするという、驚異のビジネスモデルを日本のTV局として初めて取材する。

【ぎりぎりまで流行を見極めろ! 消費者が開発者  ~ハニーズ~】
流行に一番敏感とも言える10代~20代の若い女性に人気があるブランド 「ハニーズ」。福島に本社を持ち、去年には東証一部に上場を果たした急成長のブランドだ。人気の秘密は「流行をぎりぎりまでよみ、それをすぐさま商品化するというスピード」である。それを可能にしているのが「開発者=消費者」という開発スタイル。
ハニーズの社員のほとんが、顧客層と同じ20代の若い女性たち。彼女たちが、毎週、福島から東京や大阪に出向き、繁華街を歩いて同世代の女性のファッションを念入りにチェックする。そこで流行の兆しをつかみ、毎週木曜日に開かれるデザイン会議にそれそれ数十種類以上の商品を提案し、「自分たちが欲しいか、欲しくないか」をもとに多数決で商品化を決定する。そして、採用されたデザインは、翌日には中国や韓国の提携工場で生産に入り、平均40日で店頭に並ぶ。つまり半年前とか1年前に流行をよんで仕掛けていくのではなく、ぎりぎりまで流行を見極めて、すばやく新商品を投入する戦略だ。江尻義久社長いわく、「競馬で言えば第4コーナーを回って、一番勢いのいい馬を選ぶようなもの。絶対に外れはない」。
今回、江尻社長や商品開発部の女性チームに密着、そのビジネスモデルの全ぼうを明らかにする。

【“緯度作戦”で流行をキャッチ ~西松屋チェーン~】
南北に長い日本列島では地域によって気温が全く違う。今年3月の東京の平均気温は9.8℃。沖縄・那覇は18.4℃。北海道の札幌では1.3度だ。東京ではまだまだコートが手放せない季節だが、沖縄では半袖の商品が売れ始めるという。
その差に目をつけたのが、全国に約500店舗を持つ子供服の西松屋チェーン。子供服にもやはり流行はあるという。それを的確につかむため、今年からあるミッションが進行中だ。その名は“緯度作戦”。
例えば3月ともなれば沖縄では20度を記録し始める。つまり半そでシャツも売れ始める。そこでまず、沖縄で多くの種類の半そでシャツを売り出し、その売れ行きを見て、その年の夏物商品の流行をキャッチする。そして売れ筋商品だけを中国の工場に大量に追加発注する。その商品が届くまでおよそ1ヵ月。その間に本州でも気温が上がり、半袖が売れ始めるゴールデンウィークには売れ筋の商品を大量に店頭に並べることが出来るという作戦だ。もちろん逆に秋・冬物は北海道から作戦がスタートする。
(関東よりも先に寒くなり、長袖が売れ始めるから)。
これまでは売れると予測した商品をシーズン前に大量に発注していたが、読みが外れると在庫を抱えることになり、結局値下げして売りさばくしかなかった。しかし、この緯度作戦では、さきに沖縄でテスト販売し、流行を見極めた上で売れる商品だけを大量発注できるので確実に売れるはず・・・と担当者は言う。
今年、西松屋の緯度作戦担当者は本州でのゴールデンウイーク商戦の目玉として、Tシャツとワンピースを大量発注した。果たして、この“緯度作戦”、成功するのだろうか?
     
 




Copyright (C)2002-2004 TV-TOKYO / TX-BB. All rights reserved.
PAGE TOP



このWEBサイトに掲載されている文書・映像・音声・写真等の著作権はテレビ東京に帰属し、個人で楽しむ目的以外に、許諾なく複製・頒布・貸与・上映・有線送信等を行うことは法律で固く禁じられています。