日経スペシャル「ガイアの夜明け」 9月12日放送 第229回

「なぜ買収は失敗したのか?
~独占取材!敵対的買収の裏側~」
今年の夏、ある買収劇が世間の注目を集めた。製紙業界1位の王子製紙が仕掛けた業界6位・北越製紙への敵対的買収。それは投資ファンドなどが企業を買収した後、転売して利益を得ようとするものではなく、同業の会社を買収し、競争力をより高めようとする買収提案であった。しかも「TOB」という「公開で株式の買い付けを行う」手法で、日本の主要企業としては初の敵対的買収だった。その提案内容は株式市場のアナリストたちからは高く評価された。しかし、結果的に買収は失敗に終わった。
一体、なぜ買収に失敗したのか?そして、何が買収を阻んだのか…。
番組では買収を仕掛けられた側である「北越製紙」の内部にカメラを入れるとともに、仕掛けた側である王子製紙の担当者にも単独インタビュー、その顛末を検証していく。
同時に今後、日本で敵対的買収は起こりうるのかも探る。 |
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