日経スペシャル ガイアの夜明け・毎週火曜夜10時放送・闘い続ける人たちの物語
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日経スペシャル「ガイアの夜明け」 1月23日放送 第247回

「黒いダイヤが燃えている
   ~資源警報!石炭を確保せよ~」

「黒いダイヤ」と呼ばれ、産業革命の時代から親しまれてきた石炭。原油価格が高水準で推移する中、その価値が再び急上昇している。そして中国などの経済成長によって、無限と思われた資源・石炭にも不吉な影が差し始めた。限りある資源を、どう確保し有効活用するか。日本は、持てる技術力を駆使して石炭争奪戦に挑む。


【石炭争奪・忍び寄る中国の影】

石炭のメリットは、何よりも安いことにある。例えば同じだけの電力をつくるのに必要なコストは石油を1とすると、石炭は5分の1にすぎない。しかも、中東など一部の地域に偏在している石油と違い、石炭は埋蔵量が豊富で世界中に存在している。
しかし最近の原油高騰によって石炭の人気がにわかに高まり、雲行きが怪しくなってきた。最大の理由は、世界一の石炭消費国・中国の急成長だ。中国では発電の殆どを石炭に頼っている。電力不足の解消には、石炭の確保が至上命題なのだ。
もともと石炭生産量世界一で、日本など各国への輸出国だった中国。しかし急激な経済成長でここ数年は逆に輸入量が急増、国外での石炭確保を積極化している。狙うは、未開発の大地が広がるモンゴル。モンゴルの砂漠地帯では中国人が炭鉱を開発し、大型トラックで石炭を中国に向けて運び出している。
一方、中国の石炭消費量増加の影響を受けかねないのが、日本。実は、日本は世界一の石炭輸入国なのだ。発電エネルギーの約3割は石炭に頼っており、現在の石炭の年間消費量は高度成長期の約3倍の1億8000万トン。その99%が豪州や中国からの輸入炭だ。しかし、その中国の急成長で、世界規模での石炭の争奪戦が始まった。日本は石炭を確保できるのか?


【ニッポンの技術で石炭を確保せよ】

日本国内で唯一、石炭を坑内から掘り出している北海道・釧路コールマイン。そこにはベトナムなどから研修生が入れかわり立ちかわりやってくる。ベトナムの炭鉱では機械化が進んでおらず、未だに人力に頼った採掘を行っている。ベトナムからの研修生たちは釧路で、世界最高水準を誇る日本の採炭技術を学ぼうというのだ。
一方、ベトナムでは日本の炭鉱技術者が採炭の技術指導にあたっている。その最前線に立つのが釼谷啓吾さん(53歳)。釧路コールマインの前身である太平洋炭鉱に19歳で入社して以来、34年間に渡って坑道掘り一筋に生きてきた炭鉱マンだ。日本人の指導チームを統率しながら、日本が培ってきた炭鉱技術をベトナム人たちに教え込んでいく。
実は、こうした取り組みには大きな狙いがあった。技術協力の見返りに、ベトナムを安定的な石炭供給元にしようというのだ。果たして、技術と引き換えに石炭を確保する事は出来るのか?


【先端技術で弱点を克服せよ】

石炭には他のエネルギーに比べて、大きな弱点がある。それは二酸化炭素の排出量の多さだ。天然ガスに比べると、約1.5倍の二酸化炭素を排出するのだ。そこで、その弱点を克服するための技術開発が日本で進んでいる。
東京電力など9つの電力会社などが設立したクリーンコールパワー研究所では、石炭を一度ガス化させ、燃焼ガスの熱までを利用して発電する石炭ガス化技術の実験が進められている。実現すれば今までより発電効率が約2割高まり、二酸化炭素の排出量を約2割減らすことが出来るのだ。世界中が注目する最新技術、その実験設備に世界で初めてテレビカメラが入った。

     
 




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