日経スペシャル「ガイアの夜明け」 9月11日放送 第280回

3週連続企画 “激動 流通サバイバル”
第1回 百貨店 再編のゆくえ
人口減少時代に入り、国内市場の縮小が予想させる日本。国内需要が売り上げの中心である百貨店やスーパーなどの流通業は、今後、いっそう競争が厳しくなることが予想される。限られたパイを奪いあう大サバイバル時代に突入しているのだ。そのためすでに再編や淘汰も相次いでいる。
番組ではこうした激動の時代を迎えた流通業界を3回連続の企画として特集する。
第1弾は「百貨店業界 再編の行方」。
先日23日、老舗百貨店の「三越」と若者にも人気の「伊勢丹」が2008年、4月に経営統合すると発表した。一方、すでに統合することを発表していた「大丸」と「松坂屋」は、いよいよ9月3日に正式に統合。一足先に統合へと動き出している。
一方、こうした統合が相次ぐ中で、かつて百貨店業界で売り上げ1位を誇った高島屋はどうするのか?
サバイバル時代に突入した百貨店業界のそれぞれの生き残り策を探る。
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名古屋を発祥とする「松坂屋」と大阪を地盤に強みを発揮する「大丸」は9月3日をもって正式に統合し、「J フロントリテイリング」として発足した。
番組ではこの統合までの裏側を密着取材。
果たして百貨店の統合とはどういうものなのか?そしてそのメリットや狙いとは・・・?
また、文化や社風も違う百貨店が統合することで、現場の社員たちはどう感じ、どう行動していったのか・・・つぶさに見ていく。
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三越・伊勢丹、大丸・松坂屋が統合する前は売上高トップだった高島屋。
統合相次ぐ中で高島屋は単独での生き残り策を模索する。
高島屋は言う。「規模を大きくするだけでは意味がない。原点回帰し、サービスに力を入れる」。果たしてそれはどんなものなのか?
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