日経スペシャル ガイアの夜明け・毎週火曜夜10時放送・闘い続ける人たちの物語
テレビ東京ホームページへ


HOME
番組紹介
キーワードで読むガイアの夜明け
バックナンバー
ご意見ご要望・FAQ

次回の放送予定


ニッポンの“美”を売れ  ~沸騰する現代アートの裏側~




 放送スケジュール



 毎週火曜日 午後10:00~



 テレビ東京
 テレビ大阪
 テレビ愛知
 テレビ北海道
 テレビせとうち
 TVQ九州放送



 毎週金曜日午後9:00~
(再放送 毎週日曜日 正午~)



 BSジャパン



 毎週土曜日 正午~



 日経CNBC

日経スペシャル「ガイアの夜明け」 10月23日放送 第286回

ニッポンの“美”を売れ ~沸騰する現代アートの裏側~

世界は今、空前の「現代アート」バブルの只中にある。今年5月には、ニューヨークのオークションで、アンディ・
ウォーホルの現代アート作品「Green Car Crush」が約86億円で落札された。そんな中で、日本人アーティストも
注目を集めている。村上隆と奈良美智の作品は、10年前にはで10万円単位だったものが、今では1億円単位へと
爆発的に値上がりし、世界のアートビジネスの寵児となった。これをきっかけに、古くから欧米人が評価を決めてきた美術ビジネスの牙城に、日本人が挑もうとしている。日本の「美」を「日本人の手」で売りに行こうという人たちだ。
ニューヨークのオークション、上海のアートフェアに彼らを追った。
また、古典的名画と違って、小額から購入できるものもある現代アートには、一般の人たちも目を付け始めた。
「目利きを楽しみながら投資にもなる」という算段だ。巷のアートブームとは・・・?


【世界市場の中心で現代アートを売る男・・・NYサザビーズ】

一枚の絵の値段がみるみる吊り上げられ、夢のような値段で取引されるのがオークション。その手数料だけで年商4000億円を手に入れる巨大企業がニューヨークに本拠地を置く、「サザビーズ」だ。今回、特別許可を得て、その
知られざる舞台裏に潜入。サザビーズには、世界中からさまざまなモノが持ち込まれる。中にはあのボンズの
大リーグ記録ホームランボールも。今年3月、そのサザビーズの副社長にはじめて日本人として、蓑豊さん(66歳)が、抜擢された。蓑さんは、日本一の集客力を誇る金沢21世紀美術館の初代館長を務め、現代アートを知り尽くす男だ。「いま我々が最も売りたいのはアジアの現代アート。アジアと現代を知る、ミノの力が必要だった」 と
語るのは、サザビーズのルプレヒトCEO。蓑さんは、250年の歴史を誇るサザビーズで現代アートを、どのように
売ってゆくのか? そして、蓑さんがアートの本場ニューヨークで売りたいと願うニッポンの美とは? 蓑さんの手腕に託されたオークションに世界中から巨額の資金が集まる!


【カリスマのいる巨大倉庫・・・小山登美夫ギャラリー】

東京、江東区・清澄白河。巨大な貨物倉庫に、若者たちが殺到する。貨物用エレベーターで上った最上階に、白壁の空間が広がる小山登美夫ギャラリー。 美術館と違うのは、 ここに掛けられている絵の全てが、売り物ということ。
小山登美夫さん(43歳)は、 日本のアーティストとして、 優に1億円を超える最も高値で取引される2人、 村上隆と
奈良美智の才能を見出し、世界に売り込んだ立役者。奈良の作品は20年前、数万円だった。それが今では数千万。小山さんが手がける作品は、 ブランドとなるのだ。 その小山さんが、 次なる挑戦の場として選んだのは中国。経済成長著しい中国では、いま新興富裕層が投資目的で、現代アートへ巨額を投じている。アートフェアのため上海を
訪れる小山さん。彼のもとには、多くの中国人が集まった。 その中には、どんなに高値でも小山さんが手がける
作品を買いたいという中国人も現れる。しかし、美術の「価値」を「価格」だけで判断する買い手を前に、小山さんの
表情は晴れない。

【現代アートが“貯金”になる?】

大阪・枚方市で、地元密着の小さなケーキ店を営む松浦隆広さん(51歳)は、現代アートの目利きコレクターとして
知られる。壁には、現代アートの世界でお宝とされる作品が・・・。全国の美術館から貸し出し依頼が来ることも、
よくあること。どうして、町の小さなケーキ店に現代アートの名画があるのか? その答えは、ずばり青田買い。まだ
誰も注目していない価格が安い段階で購入し、やがてその作品が値上がりしているのだ。かつて松浦さんが80万円で購入したある作品は、今では1000万円を超える価値をもつ。「現代アートは、貯金です」 と松浦さんは言い切る。
そんな松浦さんのもとを国内のオークション会社が出品の要請に訪れた。シンワアートオークション社長の倉田
陽一郎さん(42歳) だ。倉田さんは、 小渕内閣のとき政務秘書官を務め、 バブル経済崩壊後の金融再生に
取り組んだ後に、アートの世界へ転身した異色の経歴をもつ。「ある程度のおカネと、心のゆとりがなければ、人は
絵画を買わない。それが、ニッポンのバブル以降のここ10年だった。その状況が今やっと変わりつつある」。実際、
倉田さんが主催するオークションには、 ピカソ、 ユトリロ ・・・ といったバブルのころに高値で取引された作家の
作品が、持ち込まれている。そんな中でも、現代アートの需要は飛躍的に伸びているという。

     
 




Copyright (C)2002-2004 TV-TOKYO / TX-BB. All rights reserved.
PAGE TOP



このWEBサイトに掲載されている文書・映像・音声・写真等の著作権はテレビ東京に帰属し、個人で楽しむ目的以外に、許諾なく複製・頒布・貸与・上映・有線送信等を行うことは法律で固く禁じられています。