日経スペシャル ガイアの夜明け・毎週火曜夜10時放送・闘い続ける人たちの物語
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あなたの老後は“ひとり”ですか?~独居大国ニッポンの明日~




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日経スペシャル「ガイアの夜明け」 12月9日放送 第343回

あなたの老後は“ひとり”ですか?
~独居大国ニッポンの明日~

少子高齢化が着実に進む中、今、密かに進行中のニッポンの一大事がある…
「単身世帯」の急増である。一昨年、初めて単身世帯が家族世帯を上回り、世界でも類を見ない“一人暮らし”国家となったニッポン。75歳以上の単身の高齢者は、05年の197万人から30年には429万人に急増することが確実視されているのだ。人との関わり合いが当たり前に生きていた生活も、“独り”となれば日常の事から病気、お墓まで…困難が噴出する事は必至。 そこにはどんな社会が待っているのか?
既に始まった“おひとり人生”への様々な取り組みを追い、明日の我々の取り組むべき方法を探る。


【「都心に姥捨て山」 都市でも出現し始めた“限界集落”】

大都会・東京の中心にある団地。都心部にも関わらず、高齢化率は50%を超え、孤独死が相次いだ・・・。
識者は、「今に日本のドコでも見られるようになる事、ちょっと先行しているに過ぎない」と語る。80代で一人暮らしの高齢者は当たり前、近くに子供がいる人はまだマシな方。子供もいない独居老人もたくさんいる。危機感を抱いた住民の中には、NPOを立ち上げ、緊急呼び出しや悩み相談ができる端末の設置に向けて動き出す人も。しかし、機械に頼らなければならない程、深刻な状況なのだ。人生の最後に暗い影を落とす“独居”問題・・・その実態に迫る。


【「独りでは生きられない…」 熟年離婚中高年がお見合いに殺到!】

「寂しくて独りでは生きられない・・・」50代から80代までの男女が、生涯の伴侶を求めて賑わう中高年の出会いパーティー。年々参加者が増えているという。中高年の“婚活”も大流行なのだ。
そんなひとり、埼玉に暮らす50代のKさん。バツイチで3年前にリストラされ、今は不動産業を営む独り暮らし。「ひとり暮らしは寂しい。今のうちに新たな伴侶を・・・」。勇気を振り絞ってお見合いに臨む・・・。果たして新たな伴侶との出会えるのか。中高年の“婚活”に密着した。


【“生涯独身 私はお一人様” を選択した女達、未来を生きるためにつながれ】

10月中旬。都下にある霊園で、ある追悼会が開かれた。集まったのは、40代から60代の女性たち40人。実は、この霊園には彼女たちの共同墓があるのだ。すでに8人がそこに眠るという。彼女たちはSSSネットワークという団体に所属している。SSSとは、シングル、スマイル、シニアライフの意味だ。入会できるのは女性のみ。彼女たちは、いわゆる“おひとりさま”。様々な事情で、ひとりで生きる決意をした女性たちだ。共同墓はその象徴だ。家族の墓ではなく、自分達だけの墓を立てれば、死後も安心できる…そう考えたのだ。この会を作ったのは、作家の松原惇子さん(61歳)。老後が心配になるシングル女性たち。しかし、団結して助けあう事で、不安を取り除くことができるのではないかと考え、10年前にこの会を立ち上げたのだ。現在、会員数は約700名。これからも、どんどん増えるだろうと予測している。会員の一人、中根緑さん(45歳)。彼女は、税理士という職業を利用し、一人暮らしの不安を取り除く為に、遺言管理や、相続問題の相談窓口を仲間と作ろうとしている。松原さんも応援している。彼女たちは、来るべき“ひとり”の老後に、着々と準備を進めている…。


【「安くて安心な住宅を!」医者が挑む老人施設改革!】

今、高齢者向けの施設で急速に伸びているのが、高齢者専用賃貸住宅=高専賃だ。特別養護老人ホームなどのように常設の医療・介護が必要でないため設置しやすく、ここ数年全国あちこちで急増している施設だ。ところが実際はノウハウも無い建設業者が安易に参入するなどハード先行で充分なサービスが行われずただの“収容所”と化した劣悪な物件がかなりあると、業界では一部問題となっている。
ところがこの状況を打破しようと、潰れかけた高専賃を買収し改革に乗り出したのが、千葉に拠点を持つ歯医者集団・デンタルサポートだ。これまでは高齢社会を見越し、訪問歯科診療を日本で先駆けて取り組んできたが限界も感じていた。歯科医である寒竹社長は、「歯科診療だけでなく、介護や医療のサービスまで一体となったものを提供できるようにし、施設で積極的に予防医療に取り組めば高齢者も安価で元気に暮らしていけるはずだ」と力説する。直接経営する事になった千葉の柏や成田の高専賃では、予防医療の発想等なかったスタッフに意識改革を求め、新たな高専賃として生まれ変わろうとしている。果たして、独居老人大国ニッポンの新たな住まいの形となるのだろうか?


   




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