日経スペシャル ガイアの夜明け・毎週火曜夜10時放送・闘い続ける人たちの物語
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日経スペシャル「ガイアの夜明け」 3月17日放送 第357回

リサイクルの光と影
~ゴミを宝にするビジネスは今~


ボーナスの減少、リストラの嵐…減ってしまった収入や株価の下落で目減りした資産を少しでも補おうと、一般の消費者が家庭に眠る不用品の換金に動き出した。そんな人たちが駆け込む先が、リサイクルショップだ。企業の倒産や事業縮小なども重なり、不要になったオフィス家具も急増。買い取り要請は、07年と比べて2倍ほどに増えているという。
一方、廃棄ペットボトルのリサイクルでは、引き取り価格が暴落し、倉庫に山積み状態となっていた。世界同時不況で、中国への輸出が激減したためだ。そして、廃ペットの需要が世界的に冷え込んでいる現状では、業者が大量の在庫を抱えてしまう恐れもあるという。リサイクルの一端を中国に頼ってきた日本のシステムは、今、大きな岐路に立たされている。
リサイクル業界にとって、この大不況はピンチなのか、それともチャンスなのか!?経済動乱の荒波が襲いかかるリサイクルビジネスの行方とは・・・

 放送スケジュール



 毎週火曜日 午後10:00~



 テレビ東京
 テレビ大阪
 テレビ愛知
 テレビ北海道
 テレビせとうち
 TVQ九州放送



 毎週金曜日午後9:00~
(再放送 毎週日曜日 正午~)



 BSジャパン



 毎週土曜日 正午~



 日経CNBC

【要らないものに値を付ける・・・出張買取バイヤーの目利き】
リサイクルの光と影~ゴミを宝にするビジネスは今~

首都圏を中心に総合リサイクルショップ32店舗を展開するトレジャー・ファクトリー。従来の雑然としたイメージのリサイクルショップに対して、商品をきれいに並べ、値札を付ける。客が安心して買い物が出来る、そうした店作りが集客を伸ばしてきた。さらに、ここ数年でリサイクル品に対する消費者の意識が大きく変わってきた事もビジネスに弾みをつけている。物によっては新品でなくても値段の安い中古品で十分といった消費意識も背景にある。そしてこの不況・・・「売りたい」と「買いたい」をつなぐトレジャー・ファクトリーの循環型ビジネスは2009年2月期まで5期連続で増収増益と絶好調だ。
中古買取をさらに活性化しているのが出張買取専門部隊だ。チーフバイヤーの横溝宗一郎さんは主に東京・横浜の一般家庭を回り、その場で品物に値付けして買い取る。店頭では買い取りが難しい商品や、引っ越しなど一度に大量の品物を買い取る場合に対応する。ポイントは買い取り価格をいくらに設定するかだ。家具、家電、雑貨、ブランド品、ファッション、楽器まで多彩な品物の一つひとつを、店頭販売して利益を出せる適正な価格で買い取るには、幅広い知識と目利きが求められる。


【価格暴落! ペットボトルリサイクルの危機】
リサイクルの光と影~ゴミを宝にするビジネスは今~

番組では、去年7月、異常な活況を呈するペットボトルのリサイクルを追ったが、その状況は今年になって一変していた。去年、自治体は回収した廃ペットを1トン当たり4万円以上でリサイクル業者に売却していたが、それが今年に入ってからは、買い手がいないという事態に陥ったのだ。その上、リサイクル業者の方も大量の廃ペットを抱える恐れがあるという。背景にあるのは、世界経済の激変で、原材料としての廃ペットのニーズが冷え込んでしまったためだ。去年、中国に買い負けて空っぽだった国内リサイクル業者の倉庫には、今、廃ペットがうず高く積まれている。
去年、番組が取材した大都商会の鄧明輝社長。日本全国のペットボトルを自治体から買い取って、中国の工場で繊維などに再製品化していた。そんな鄧社長も、この価格暴落には大きな痛手を負った。高値で買い付けた廃ペットを、安く販売しなればならなかったからだ。鄧社長は急きょ、買い取りを大幅縮小せざるを得なかった…。


【世界最高のリサイクル技術で生き残れ!】
リサイクルの光と影~ゴミを宝にするビジネスは今~

市場経済に振り回されない廃ペットのリサイクルシステムをどうやって構築すればいいのか?この課題に挑戦している男がいる。大阪市にある「ウツミリサイクルシステムズ」社長の内海正顕さん(60歳)だ。廃ペットリサイクルの用途拡大を念頭に置いた、国内唯一の一貫生産システムを立ち上げた。スーパーで見かける卵パック、イチゴパック、惣菜容器やシメジ容器などを作り、有名スポーツメーカーのエコ商品にも使用されている。
その内海さんの工場は、廃棄物の処分場というよりも、モノ作りの現場といった雰囲気だ。作業員は、エアシャワーを浴びて作業に入る。数多くの特許技術があって、中でも、異物を連続的に取り除く技術がすごい。40ミクロンという微細な異物まで除去できるため、切れない長い特殊な糸を作れるのだ。その上、リサイクルすると通常はバージン素材より強度が落ちるのだが、マジックのような独自の手法で蘇生させる。半永久的にリサイクルできるという驚きの技術だ。「回収しなければリサイクルは始まらないが、回収しただけではリサイクルにはならない。回収されたものが、きちんと使われて初めてリサイクルが成り立つ」と、力説する内海さん。そんな内海さんのもとには海外の繊維メーカーからも引き合いが来ている。

   




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