日経スペシャル ガイアの夜明け・毎週火曜夜10時放送・闘い続ける人たちの物語
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日経スペシャル「ガイアの夜明け」 3月31日放送 第359回

不況の荒波に上陸
~外資系高級ホテルVS日本勢~


今年3月2日、「シャングリ・ラホテル東京」がオープンした。場所は、東京駅に隣接するビルの中で、駅から徒歩1分という好立地。1泊の値段が7万円からという高級ホテルだ。2005年から2007年にかけ、世界の主だった高級ホテルが東京に進出してきたが、今回のシャングリ・ラでほぼ全てが出揃った事になる。最後の外資系、しかしそれは、これまでとは異なった状況での船出となった。世界経済が大不況に見舞われ、昨年8月を境にして当てにしていた外国人観光客が減りはじめたのだ。ホテルの客室稼働率は前年に比べ平均で2割以上激減している。総支配人は「我々のホスピタリティが、不況の影響を受けることは決してない」と自信を見せるが、「シャングリ・ラ」は、このタイミングで、どのような戦略を描いているのか。
一方、迎え撃つ日本のホテルも状況は厳しいが、東京・日本橋に、高い稼働率を何とか維持しようとするホテルがあった。経済状況が激変する中、生き残りをかけた高級ホテルの闘いを追った。

 放送スケジュール



 毎週火曜日 午後10:00~



 テレビ東京
 テレビ大阪
 テレビ愛知
 テレビ北海道
 テレビせとうち
 TVQ九州放送



 毎週金曜日午後9:00~
(再放送 毎週日曜日 正午~)



 BSジャパン



 毎週土曜日 正午~



 日経CNBC

【急減する欧米ビジネスマン…勝機はどこに?】
不況の荒波に上陸 ~外資系高級ホテルVS日本勢~ 不況の荒波に上陸 ~外資系高級ホテルVS日本勢~

「シャングリ・ラホテル」は、アジアや中東の主要都市、それにフィジーなどのリゾート地に62のホテルとリゾートを展開する高級ホテルチェーンの一つ。日本では初めての開業で、東京駅に隣接する丸の内トラストタワーにオープンした。すでに東京には、ここ数年で世界の名だたる外資系高級ホテルが上陸しているが、リーマンショック以降は、主要顧客だった欧米のビジネスマンが急減し、どこも厳しい状況と見られている。
そんな中で、どう船出していくのか。シャングリ・ラは、まずサービスや舞台設定にこだわった。世界的に有名は「CHI気スパ」は、中国哲学の5要素」に基づき人間の体内にある陽と陰のバランスを保つ事によって癒しの効果を発揮するという。また、ホテル館内には非日常を演出する豪華なシャンデリアが50燈以上、それに約2000もの芸術作品が飾られた。この作品が美しい琵琶の音色のように、都会の中に癒しの場を演出するのだという。そして、オープンに向けては、本番さながらのシミュレーションが繰り返される。果たして、滑り出しは?


【地元との共存共栄で生き残れ】
不況の荒波に上陸 ~外資系高級ホテルVS日本勢~

一方、外資系ホテルの進出攻勢と、未曾有の不況という2つの大きな相手を迎え、日本のホテルは熾烈な戦いを強いられていた。東京・日本橋にある「ロイヤルパークホテル」でも、ライバルの高級ホテルがインターネットサイトで続々と値段を切り下げる中、苦闘していた。しかし、会長の中村裕さんは、自ら現場に赴き、「値段を下げるより先に、ホテルとしてやることがるはずだ」と檄を飛ばす。そして先頭に立って、地元日本橋という伝統的な地の利を生かす作戦を展開することにした。それは、日本橋に点在する老舗の料理店を宿泊プランに組み込み、客を送り出してしまうというもの。本来ならホテル内にある飲食店を利用してもらうことで利益を上げるところだが、そんなホテルの常識を覆す作戦なのだ。営業企画の担当者たちが日本橋の街に出て、人形焼、伝統の和紙の店、さらには、日本橋界隈の飲食の名店を訪ね歩き、魅力あるプラン作りに動き出した。ホテルと地元の店が一体となって如何にしたら客室稼動率を上げることができるか、不況下で繰り広げられるホテルマン達の戦いの日々を追った。

   




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