日経スペシャル ガイアの夜明け・毎週火曜夜10時放送・闘い続ける人たちの物語
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日経スペシャル「ガイアの夜明け」 12月21日放送 第140回

空気の商人たち ~温暖化ビジネスに商機あり~

南極やヒマラヤ山脈の氷河が溶け出し、低地が水没するかもしれない――。国連の専門機関の報告書によると、地球温暖化がこのまま進めば2100年までに平均気温は最高で5.8度上昇する可能性があるという。いまや、地球温暖化をどう防ぐかは世界的関心事となっている。
世界規模での地球温暖化対策を定めた京都議定書が、来年2月にいよいよ発効する。そうなると日本をはじめとする先進国は、CO2(二酸化炭素)など温暖化の原因とされるガスを削減しなければならない。しかし、そのためには産業活動を大幅に抑制する必要がある。豊かさと環境保護を両立させるにはどうすればよいのか――。そこで考え出されたのが、排出権取引。この「排出権ビジネス」は、市場規模20兆円になるとも言われている。
はたしてエコロジーとエコノミーの融合は可能なのか。未知なる市場にビジネスチャンスをつかもうと奮闘する人々を追いかける。

内容

【排出権の獲得を目指し秘境に挑む商社マン】

京都議定書では温暖化ガスの削減義務を各国に課すとともに、排出量を取引することが認められている。先進国の企業が植林などによって発展途上国で温暖化ガスを減らせば、それを国内で削減したものとして扱うことができるのだ。これが「排出できる権利」、つまり排出権だ。「排出権ビジネス」という全く新しい市場を巡って世界中を飛び回っているのが、日本の商社マンたちだ。
丸紅の池嶋則夫さん(48歳)が昨年から手掛けているプロジェクトは、カンボジアとベトナムの国境沿いモンドルキリ高原にゴムの木の植林を行なうというもの。3000人の現地住民を雇用することで地域貢献し、ゴムの樹脂を生産。さらには植林によってCO2を吸収し、300万トン分の排出権を生み出す。"一石三鳥"のこのビジネスに意気込む池嶋さん。行く先には道路もなければ、ホテルもない。道なき道を丸1日かけて商談に向かう。商談相手は、わらの家に住む現地の人たち。まさに国境を越える商社マンだ。
ところが今年秋、12度目のカンボジア入りをした池嶋さんに笑顔はなかった。彼の目の前に広がっていたのは、モンドルキリに杭が乱立しているという異様な光景。少し前までは見渡す限りの大平原だったのに、いったいなぜ――?


【ブタが排出権を生む!?】

一方、植林とはまったく別の方法で排出権を獲得する商社もある。
三井物産がプロジェクトリーダーの両祖徹さん(46歳)を中心に現在進めているプロジェクトは、インド、ブラジル、中国など世界中にまたがる。
中でも最もユニークなのが、チリの養豚業者と組んでやっている排出権獲得プロジェクト。豚のし尿からメタンガスを回収して排出権に変えてしまうというものだ。豚舎の下に排水溝をひいて、集めたし尿を燃やすだけ。豚13万頭から年間推定8万トン、CO2排出権が1トン6ドルという現在の相場なら、年間5000万円の売り上げになるビッグプロジェクトだ。
このプロジェクトで見込まれる大量の排出権を買おうと名乗りを挙げたのは、日本でもっとも多くのCO2を排出すると言われるある企業だった…。

このほか、フィリピンのゴミの山を舞台に排出権プロジェクトを進める三菱証券の女性社員なども取材。排出権ビジネスの可能性を探る。




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