• 好奇心をもち、一つのことを突き詰めることが大切

11/3 #005 「100歳の女性報道写真家」
笹本恒子さん

TOKYOガルリ。私のギャラリーにようこそ。
今回は、日本で初めての女性報道写真家笹本恒子さんがお越し下さいました。100歳になった今も現役で活躍されています。 笹本さんにお元気な秘訣を伺うと「いつも夕食はお肉の料理と野菜、そして主食のかわりにワインを飲んでいます。もしかしたらそれが健康を保つ秘訣なのかもしれないですね」とおっしゃっていました。

笹本さんは25歳の時(1940年)に報道写真家としてのスタートを切りました。時は日独伊の三国同盟が締結された頃だったそうです。そうした時代に、女性が報道写真家として活動することは、とても勇気のいることだったと思いますが、実際はどうだったのでしょうか。
報道写真家として働きはじめたころは、ご家族から「とんでもない。嫁の貰い手がなくなる!」と反対されたそうです。当時は女性の笹本さんがカメラを持って銀座を歩くだけで人がついてきた時代だったそうです。
笹本さんは、そんな激動の昭和を色々な角度から撮影してこられましたが、取材に行く先々が生まれて初めての場所で、本当に怖かったそうです。
それでも笹本さんが報道写真家としてこれまで続けてこられたのは「多くの知らなかった人に出会い、その方の素顔を撮影させていただき、お話ができるのがとても楽しかったから」と言います。

今の若い方々に伝えたいことを伺ってみました。
笹本さんは小さい頃、お母さんに「あなたは臆病なくせに珍しもの好きね」と言われていたそうです。
つまり“好奇心”を持つこと、それは人間にとって必要なことだとお話し下さいました。
そして、自分で何か習い事をするなら、「教わる先生より上手くなってやろう」くらいの気持ちで一つのことを突き詰めることが大切だともお話し下さいました。

笹本さんはこれからも、目立たなくても良い仕事をしている方を取材させてもらい、話を聞いて写真を撮っていきたいそうです。
まだまだ現役!100歳の笹本さんがこれからどんな写真を撮られるのか楽しみですね。

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