• 生き心地が悪くなることは誰にでもある!自分の生き心地を良くする方法を知ることが大事!

9/14 #049「生き心地を良くするために」
尾角光美さん

TOKYOガルリ。私のギャラリーへようこそ。
今回は、19歳の時に母親を自殺で亡くし、その経験を経て、現在は中高大の学生を対象とした自殺予防教育「いのちの授業」や死別を経験されたご遺族のグリーフケア・サポートなどに取り組んでいる尾角光美さんがいらっしゃいました。

尾角さんが学校などの講演で行っている、自殺予防教育のプログラム“生き心地ライン”を紹介して戴きました。
“生き心地ライン”とは、生き心地の度合いを一本のラインにしてあるもので、一番左側が「幸せー!」「この命を生きていたい!」といった生き心地が最高のときで、右にいくに従い「生きているのが辛い」「死にたいほど苦しい」と生き心地が悪く感じるときを表しているものです。
今の私の生き心地は、生き心地ラインでいうと、最高に良いところの少し前あたりですが、仕事で疲れがたまっているときは、真ん中あたりになってしまいます。
今度の誕生日の時には、生き心地ラインの最高を通り越してもっと先の方にいたいですね!笑

尾角さんは、生き心地というものは、その時その時揺らぐもので、ずっと同じところに留まり続けることはないと言います。
たしかに仕事を失ったり、大切な友人を亡くしたときなどは、生き心地が悪い方へいきます。
実は私もこの間、大切な友人を亡くした時はすごく辛く、生き心地もすごく悪かったと思います…。

尾角さんは、「母も亡くなる直前は生き心地が最悪だったかもしれませんが、若い時に恋をしたときは生き心地が最高のところにいたと思います。『自殺する人、しない人』といった白か黒かではなく、私たちはグラデーションの世界を生きているんです」とお話し下さいました。

尾角さんは、気持ちが揺らぐことは決して悪いことではなくて、自分が生き心地を悪く感じてしまったとき、どうしたら良い方へ回復できるかを考えることが重要だと言います。 生き心地を良くするために、友だちと話して分かち合ったり、仕事に集中して頑張ったり、美味しいものを食べに行ったり、ノートに感情を書き出してみたり、自分なりの方法を知ることで、苦しいところから少しずつ回復することができると話して下さいました。

尾角さんは、もし周りに相談する人がいない場合や、友だちには言いづらい相談事の時は、専門の相談機関に話をするのも一つの方法だと言います。
最近では、行政でも相談の窓口を設けているので、親しい人には話しにくい内容でも、少し距離のある人であれば話せるケースもあるので、悩んだ時は相談してみるのが良いと教えて戴きました。

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