• 科学で夢を実現する

9/21 #050「科学で夢を実現する」
玉城絵美さん

TOKYOガルリ。私のギャラリーへようこそ。
今回は電気工学の分野で注目されている玉城絵美さんがいらっしゃいました。

玉城さんが作った“ポゼストハンド”という、腕に巻き付けて手の動きを制御する装置を見せて戴きました。
色々なケーブルで繋がれていて、かなり複雑な作りになっています。
玉城さんの腕にポゼストハンドを装着して、ケーブルが繋がったパソコンを、私が操作してみました。
まずはパソコン画面の中指のボタンを押してみると、その瞬間に玉城さんの中指もビクッと動きました!もちろん玉城さんはパソコンの画面を見ていません!
指が動く瞬間は、誰かに指をひっぱられたり押されたりするような感覚なんだそうです。
この装置は「手を動かす筋肉は二の腕周辺に内在しているので、そこを電気で刺激を与えて指を動かす仕組み」になっているんだそうです。

実は玉城さん、高校から大学にかけて病気で入院することが多く学校を休みがちでした。
ポゼストハンドを作ろうと思ったきかっけは、そんな時に同じ病室にいる人が、外出ができず旅行にも行けないことを悲しんでいて、それをどうにか解決できないかと思い研究を始めたことだそうです。
誰かの手を操作して、病室にいても外にある世界を体験したいと思ったからだそうです。
玉城さんご自身の若い頃の体験から、この装置が誕生したんですね。

玉城さんは大学でも講座を持っていて、進路に悩んでいる学生から「夢を持っているが実現するのは難しいから諦めようと思う」と相談されることがあるそうですが、若い人が夢を追わないのはもったいないと言います。
玉城さんも10代の頃に思い描いていた夢を、実際に実現してきていますものね。

このポゼストハンドは、まだ研究者向けにしか販売していないそうですが、一般の人にも利用してもらえるように“アンリミテッドハンド”という、汎用性の高い新しい装置を発売するそうです。
アンリミテッドハンドは、ポゼストハンドを簡単に装着できるようにしたもので、いろんな分野で用途が広がるような装置にしたそうです。
玉城さんのさらなる活躍が楽しみですね!

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