• 生産者と消費者の繋がりを大切にして、福島の野菜とこころを届けたい!

10/12 #053「福島の思いを野菜と共に」
白石長利さん

TOKYOガルリ。私のギャラリーへようこそ。
今回は、福島県いわき市で自然農法を実践する白石・ファーム代表の白石長利さんがいらっしゃいました。
白石さんは野菜を作りながら、福島の農家と消費者との交流を進める活動をしています。
白石さんが、ご自分の畑でとれた里芋を、味噌で味付けした煮っころがしにして持って来てくれました。
とてもおいしかったです!

福島県は、2011年3月11日の東日本大震災で甚大な被害に見舞われ、農作物も大きな影響を受けました。
白石さんはその時のことを、農家だけが辛く悔しい思いをしたわけではなく、福島の野菜を待っていてくれた消費者にも同じような思いをさせてしまったと振り返りました。
震災後は、「農業をなめんなよ!」という災害に負けない強い気持ちで立ち上がり今に至っていると言います。

現在白石さんは、地元で生産されたものを地元で消費する“地産地消”という言葉の“地”を“知”に変えた、“知産知消”という言葉をスローガンに活動しているそうです。
それは「どんなところで、どんな人が、どんな野菜を作っているか」といった情報を、SNSを通して消費者に知ってもらう活動のことです。単なる野菜とお金の行き来だけではなく、消費者と生産者がコミュニケーションを取ることを白石さんは大切にしています。

生産者と消費者がコミュニケーションをとっていくと、消費者は農業の現場に訪れたくなると白石さんは言います。そうした声に応えるため、白石さんは消費者が種まきや収穫などの農業体験ができるツアーを催しているんだそうです。
今まで見えなかった生産現場の様子が分かり、信頼や安心といったものがうまれて、消費者としては嬉しいですね!

白石さんは“知産知消”には生産者が消費者の立場に立って野菜作りが出来るという狙いもあると言います。
消費者の立場で考えて、野菜の美味しい旬の期間は短いので、それをどうにか伸ばすことができないかと思ったそうです。
そして、いわきの農産物の魅力を加工品という形で広めるために、一般社団法人いわき6次化協議会という団体を、地元の農家や料理人とともに立ち上げました。
メンバーの持ち味を活かして、旬の野菜をドレッシングに加工するなど、野菜の寿命を延ばすことを研究・実践しているんだそうです。

白石さんの今後の夢は、一日に1000人の消費者を呼んで収穫体験を実施したいとお話し下さいました。
白石さんの団体を中心にこうした動きがもっともっと広がり、福島県いわきの人たちの希望になればいいですね!

ふくしま大交流フェア 10月17日(土)
午前11時~午後5時30分 東京国際フォーラム

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