• つらい気持ちを一人で抱えこまずに相談してほしい。

9/12 #100「死にたい気持ちを和らげる」
馬場幸子さん

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今回は、NPO法人国際ビフレンダーズ東京自殺防止センターの所長を務める馬場幸子さんがいらっしゃいました。馬場さんは自殺を考えている人の電話相談を行っています。

団体名のビフレンダーズは造語で、その語源は「be friend」=「友だちになる」からきていて、友達のように支える相談員という意味なんだそうです。

ビフレンダーズに寄せられる電話相談は、年間1万件を超えるそうです。馬場さんは「電話される方は自殺防止センターという名前を見て連絡してくるので、つらい、死にたいという気持ちをまずおっしゃることが多い」と言います。様々な方の話を聞いてきた馬場さんでも「死にたいほど辛い」と聞くと、どきっとすることがあるそうです。しかし「色々なことが考えられずに、なかなか相談できない人がほとんどなので、逃げずにその人のつらさをしっかり聞くことを心がけている」と馬場さんは言います。

もし周りに悩んでいる人がいたらどんな言葉をかけてあげればいいのでしょうか。
馬場さんは「放っておかないで、『最近どうですか』と聞いてあげることが大切」といいます。無理にアドバイスしようとせずに、真剣に話を聞いて受け止めてあげることが大事なんだそうです。
そうすることで「その人の張りつめていた気持ちに風穴のようなものができ、ふっと心が軽くなることがある」と馬場さんはいいます。

さらに馬場さんは若い人に伝えたいこととして、Facebook上で自殺をほのめかす投稿があった場合、その投稿を見た人がFacebookに報告すると、Facebookから自殺をほのめかした投稿者へ「あなたのことを心配している人がいます」と相談機関の案内が送られるのだそうです。そこには馬場さんが所属する東京自殺防止センターの電話番号などが表示されるようになっているそうです。

馬場さんの今後の夢を伺うと、「駅などに受話器を取るとすぐに相談機関につながる電話があるといいですね。手が震えていても直通の電話なら番号を間違えることがないですし」とやさしくおっしゃっていました。

・東京都自殺相談ダイヤル こころといのちのほっとライン
TEL:0570-087478 14:00~翌朝6:00(受付は5:30まで)年中無休
・東京自殺防止センター相談電話番号
TEL:03-5286-9090 20:00~翌朝6:00(火曜は17:00から)年中無休

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