• 障害があるアーティストの方々の作品の魅力そのものを知ってほしい

11/7 #108「アートを日常に生かす」
中塚翔子さん

TOKYOガルリ。私のギャラリーへようこそ。
今回は、NPO法人で障害がある人の創作活動をマネージメントしている中塚翔子さんがいらっしゃいました。見せて頂いたアーティストの方々の個性豊かな作品は、綺麗だったり、可愛らしかったり、どれも魅力に溢れています。

どの絵も、タッチがそれぞれ違っていて、とても個性的です。「いろんな種類の作品があって、思いつかないようなタッチや色使いで、いつも驚きの連続」と中塚さんは言います。毎回、作品を目にするのが楽しみだそうです。中塚さんが所属するエイブルアートジャパンでは、表現活動をしている方の展覧会の支援をしたり、アトリエを提供したり、いろいろな企業や団体と協力して作品を使った商品開発を行ったりしているそうです。
中塚さんが着ていらっしゃったTシャツとスカートもアーティストの作品から商品になった物で、他にも靴下や長靴など、可愛らしい商品をたくさん紹介して頂きました。

中塚さんがこの活動を始めたキッカケは何だったのでしょうか?
大学時代にデザインを学んでいた中塚さん。もともと障害のあるアーティストの方々の作品が気になっていたそうなのですが、就職活動している時期に現在所属している団体の展覧会を見に行き、そこで募集していることを知り「こんな素敵なお仕事があるなら、ぜひ挑戦してみよう」と思ったそうです。

お仕事を始められてからのことについても伺いました。
最初に入ったときは「障がいのある方のサポートを私がしていこう」という意気込みだったという中塚さんですが、お仕事を始めてみたら「実際に入ってみるとアーティストさんとひとつの商品や企画を作り上げていく“仲間”のような感覚を実感しました。またサポートするのではなく、されることも多かった」と言っていました。
そして、アーティストの方々にとっても、社会で喜ばれるということがすごくモチベーションになっているそうです。「またこんな作品を作ってみたいなど、喜びの声をたくさん頂いています」と中塚さんは笑顔でお話しされていました。

中塚さんが私たちに伝えたいことは「障がいがある人の作品だから選ぶ、だから見に行くという選択の仕方ではなく、個性豊かで素敵な表現力を持ったアーティストの、作品の魅力そのものを知ってもらいたい。それを伝えていきたいという思いがとても強いです」と言います。
それから、アーティストの方々と商品開発をしていく中で、消費者の方の意見を広く聞いていきたいそうです。ちなみに、私は欲しい商品に「スーツケース」を挙げました。お出かけの気分がもっと明るく楽しくなりそうですからね。

中塚さんの今後の夢についてお聞きしました。
「アーティストのなかには、いろんな方がいらっしゃって、実はすごくお喋りが得意な方やライブで似顔絵を描くのが得意な方など、とても個性豊かです」と中塚さん。これからは作品のマネージメントだけでなく「新しい発表の機会を作って、アーティストの方々と色々な場に出ていけたら」と思っているそうです。

【障害がある方々の手づくり品が揃うバラエティショップ KURUMIRU】
都庁都民広場地下1階にOPEN!
営業時間10:30〜18:30(土日祝日 休み)
URL:http://kurumiru.metro.tokyo.jp
中塚さんがマネージメントしている作品については
エイブルアート・カンパニー
障害のある人のアートを、デザインを通して社会に発信する組織です。
カンパニーアーティストの作品も公開しています。
URL:http://www.ableartcom.jp/top.php

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