• 紅葉映える東京の日本庭園に出かけてみませんか?

11/21 #110「日本庭園へ行こう!」
牧田直子さん

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今回は、東京農業大学造園家学科特別研究員の牧田直子さんがいらっしゃいました。大学の公開講座やSNSなどを通して、日本庭園の魅力を広める活動を行っています。
もともと住宅関連会社に勤めていた牧田さんですが、お庭のデザインを勉強している際に、そこで日本庭園の先生方に出会い、日本の素晴らしさにピンと来たそうです。日本庭園についてもっと勉強したいと思い、東京農業大学の大学院を受験した牧田さんですが「2010年に卒業してますので、まだ6年の研究者としてはひよっこです。」とのことです。

牧田さんの研究によると、東京都には現在一般公開されている日本庭園がおよそ90あるそうです。たくさんある日本庭園の中でおすすめの庭園について伺いました。

牧田さんが1番好きな日本庭園は文京区にある小石川後楽園。こちらは有名な水戸黄門様の命で造られた庭園なんだそうです。「水戸光圀の想いが随所に見られてて。私の中では、ディズニーランドというか、テーマパークだと思ってるんです」と牧田さん。日本庭園がテーマパークって、素敵な見方ですね。
牧田さんは美しい写真を見せながら、「小石川後楽園の園路なんですけれども、鬱蒼としてませんか?しかも曲がってて、先がわからないですよね。そこを進んでいくと、いろんな景色が見れるんですけど、大きな池があったり、紅葉の川があったり」と、どこに行くのかわからない色々な要素がちりばめられた小石川後楽園の魅力を説明してくださいました。なだらかなところから急に登って行くなど、地形をうまく利用しているのも特徴なんだそうです。

小石川後楽園と対象的なのが六義園という日本庭園だそうです。ここの庭園はどちらかというと平らなところを、池を掘ったり、掘った土を盛り上げてアップダウンを作ったりと、和歌山の和歌の浦をイメージして風景を造っているんだとか。
最後におすすめして頂いたのは江東区にある清澄庭園。庭園に配置されたの石のコレクションの写真を見せて頂きました。紀州の青石や佐渡の赤石など、たくさんのコレクションが見られるそうです。

牧田さんは日本庭園の見方について「どうしてこのお庭を作ったのだろう。どういう風に考えたのだろうと紐解きながら。東京の日本庭園はやっぱり江戸の時期の平和の象徴ですよね。自分もタイムスリップしたような気持ちで。いろんな工夫がいろんな庭園で見られるので、ただ庭園ってくくってしまうのではなく、お姫様になった気分でゆっくり見るのも良いと思います。」とおすすめしてくださいました。

今はどの庭園も紅葉が美しいそうです。この時期に日本庭園を巡ってみるのも面白そうですね。

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文化財に指定された都立9庭園で庭園ガイドやライトアップなどを実施中
日時:11月3日(木・祝)~12月28日(水) 9時~17時(最終入園は16時30分)
URL:https://www.tokyo-park.or.jp/special/iiniwa/

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