• 急増する梅毒。少しでも異変を感じたらすぐに検査へ!

3/20 #126「梅毒のことを伝えたい」
堀成美さん

TOKYOガルリ。ギャラリーへようこそ。
今回は国立国際医療研究センターに務め、感染症の予防と対策について情報発信している堀成美さんがいらっしゃいました。

今、とても流行っている性感染症に「梅毒」があるのだそうです。なぜ広がっているのでしょうか?
東京都のデータで見ると、少し増えてきた2014年の感染者は507人でした。それが2015年には1044人、2016年には1673人と急激に増加しています。
堀さんは「昔は治療法がなかった病気ですが、今は検査も治療法もあります。良い薬も出ています。そこが『病原体の思うツボ』と表現しますが、みんながもう大丈夫だと思うと予防の手を緩めますよね?その時にまた広がってしまうんです」と言います。

梅毒は性交渉・性的接触の際に「梅毒トレポネーマ」に感染することによりおこる全身性疾患で、ペニシリンなどの抗生物質が有効です。堀さんは「コンドームは多くの性感染症を予防するのにとても有効ですが、梅毒に関してはオーラル・セックスの際に使用しないと感染してしまうため、予防が難しい病気なんです」と説明してくださいました。

梅毒の症状ついて教えていただきました。「まず初期の頃に痛くない『おでき』が性器などにできます。でも、痛くないことから病院に行かないことが多く、何だろうと思っているうちに消えてしまいます。消えたら忘れちゃいますよね?治ったと思って病院にも行かずに忘れてしまうと、その次はしばらく経って全身に発疹が出ます。この時には、びっくりして病院に行く人が多いのですが、アレルギーと勘違いするなど、まだ梅毒だとは気がつかないのです。この2回目のチャンスで治療できれば良いんですけれども、タイミングを逃してしまうことがあります。そうすると、女性が妊娠している場合はお腹の赤ちゃんが亡くなってしまったり、流産してしまったりします。やはり早く気づいて治療して頂きたいんです。」と堀さんは訴えます。
「梅毒は、もしかしたら?と、検査するチャンスがあるので、タイミングを逃さず病院に相談して頂きたいですね。その手前の段階で悩んでいる人は、保健所に電話で相談すると無料で話を聞いてもらえます。ぜひ相談して頂ければと思います。そして、これから結婚しようかな、子どもを作ろうかなと思った時に、病院によってはブライダルチェックやカップル割引検査がありますから、何の症状がなくてもぜひ二人で受けて頂きたいです。」とアドバイスして下さいました。

堀さんは「感染症は、注意を続け忘れないようにしないといけなんだと思います。」と言います。
減っていると思っていただけに、本当に驚きでした。

匿名・無料の梅毒検査を行っている保健所があります
URL:http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/
iryo/kansen/aids/kensa/kensa_gozen.html

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